人権

中国遼寧省出身の尹麗萍さんは、2001年4月、十数人の女性法輪功学習者と一緒に、男子刑務所で、集団的なレイプ被害を受けた。2016年、彼女は「もし海外に脱出できたなら、世界に法輪功迫害の真実を伝える」という仲間との約束を叶えた。

中国共産党は、米国政府、メディア、インフルエンサーを標的にし、法輪功に対する誤った情報・主張を拡散し、国際的な抑圧キャンペーンを激化させているという。

米国に逃れた中国人男性が「大紀元」の取材に応じ、その中で、父親の肺移植の件で無錫市の病院に連絡を取るとドナーは法輪功の人だと教えられたと言う。父親は、「自分のために他人の命を奪うことはできない」と移植を拒否したという。

今年7月20日、中国共産党による法輪功への弾圧開始から25年が経過した。日本や世界の議員、米国務省は相次いで非難声明を発表している。 米国務省のスティーブン・ミラー報道官は公式声明で「四半世紀にわたり、中国共産党は法輪功学習者とその家族を虐待と権利侵害の標的にしてきた」と指摘。党に対して、「迫害をやめ、法輪功を学んでいることを理由に投獄された全ての人々を解放するよう」呼びかけた。

法輪功は、1992年李洪志氏によって中国で伝え出された気功で、宗教や政治に関与することはなく、身体の健康と道徳心の向上に顕著な効果があった為、わずか数年の間に1億を超える人々に愛好されるようになった。しかし、江沢民は法輪功の爆発,的な人気に強く嫉妬し、1999年7月20日に全面的な弾圧を発動した。

1999年7月20日、江沢民の命令で中国共産党による法輪功への迫害が始まった。なんの罪もない善良な人たちへの25年間にも及ぶ人類史上類を見ない残酷な迫害は今なお続いている。なぜ迫害が起こったのか、どのような迫害なのか、世界中の人に知ってもらいたい。

国黒竜江省出身の法輪功学習者、程佩明氏は7月3日、米ワシントンで会見を開き、中国共産党によって本人の同意なく肝臓を摘出された経験を明らかにした。これを受けて、臓器収奪について複数の米議員があらためて非難を表明。法輪功への25年におよぶ残酷な弾圧をやめるよう、党に求めた。

米議会下院は6月25日（現地時間）、全会一致で『法輪功保護法案』を可決した。これを受けて、日本の複数の議員が政府に対し、直ちに追随し、中国における人権保護と、中国共産党による法輪功弾圧を制止するための関連法案を制定するよう呼びかけた。

米下院では現地時間6月25日、中国共産党による法輪功学習者への迫害を即時停止することを求める「法輪功保護法案」が可決した。生きた法輪功学習者から臓器を強制摘出する残虐行為などを問題視し、人権侵害に加担した者に刑事罰を含む制裁措置を科す。

第39回目の「EU-中国人権対話」が最近、中国・重慶で開催された。6月17日に欧州連合（EU）は声明を発表し、中国共産党に対して人権迫害を停止し、不当に拘束されている法輪功の学習者を釈放するよう再度強く促した。

中国本土では法輪功学習者に対する迫害が未だ続いている。今年4月、陝西省宝鶏市に住む61歳の王乖彦（おう・かいげん）さんと友人らが不当に拘束された。王さんの娘である張一文さんは国会議員会館前で支援を呼びかけた。

欧州議会で採択された中国の法輪功への迫害を非難する決議をめぐり、ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢（AfD）」の欧州議会議員マクシミリアン・クラー氏の側近が、中国のスパイ行為の容疑で逮捕された。

今年4月、「法輪功迫害追跡国際組織」は、法輪功迫害に関与が疑われる人物の名簿をFBIに提出し、この提出が中国共産党による人道に対する罪を追及し、人類の道徳と安全を保護するための重要な一歩としている。

中国共産党（中共）の人権侵害の中で、「法輪功」に対する迫害は人類史上最も残虐で最も大規模だが、日本の多くのメディアやいわゆる中国事情に詳しいとされる「ジャーナリスト」・「専門家」らは中共の捏造のまま報道し、迫害の本当の理由を伝えていない。そのため、報道被害が蔓延しており、結果的に多くの人々は「法輪功」側に問題があるのではないかと誤った認識をしているようだ。法輪功迫害の発端は、１９９９年４月２５日の「中南海包囲事件」だとしているが、これは中共が法輪功への弾圧を正当化するためにでっち上げたプロパガンダで、実際は平和的な「４・２５陳情」だったという。

2023年カナダ映画レオ賞で最優秀監督賞などを受賞したドキュメンタリー映画『国有臓器』は、2人の善良な若者（法輪功学習者）が警察によって強制的に連行された後、その家族による20年にわたる捜索の旅が描かれている。

小粉紅だった劉大東さんは、しばしばファイアウォールを飛び越え、中国国内の実態に関する情報を目にした。特に、法輪功に対して中共がでっち上げた「天安門広場焼身自殺事件」に関する動画を見て最も衝撃を受けたという。

米民間調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、中国における法輪功への迫害は依然として深刻な状況にあることが明らかになった。同機関の報告は、中共による不当な拘束や虐待によって死に至った退役軍人の例を取り上げた。

カナダ国籍の法輪功学習者・孫茜さんが中国共産党(中共）に不当に拘束されてから7年目を迎えた。カナダの司法大臣兼検事総長を務めたアーウィン・コトラー氏が率いる人権団体は、中共による法輪功迫害を非難し、孫さんを即時に釈放するよう訴えた。

3年にわたるゼロコロナ政策によって多くの中国人が中国共産党（中共）の本質を認識し、海外移住を選択する人が増えている。ビザ取得が難しい欧米諸国と比べ、取得が容易なタイが第一候補となっている。

欧州議会で18日、中国共産党による法輪功に対する迫害を非難し、停止を求める決議が採択された。こうした迫害と組織的な臓器収奪は「頻繁に」報告されているとし、加担者に対して制裁を課すようEU加盟国に求めた。

中国甘粛省で2023年12月18日深夜、マグニチュード（M）6.2級の地震が発生した。被災地は零下10数度の酷寒。大勢の被災民は簡易なテントでの野宿を余儀なくされている。そのようななか、カナダの企業カナダグース は「高品質のダウンジャケット2千着など防寒用物資を被災地に寄贈する」と公表した。

中国甘粛省で昨年12月18日深夜、マグニチュード（M）6.2級の地震が発生。数十万戸の家屋が倒壊などの被害を受け、被災地は廃墟と化した。零下10数度の酷寒のなか、大勢の被災民が家を失い、ビニールシートなどでの野宿を余儀なくされている。

国際人権デーに合わせて、6人の英国議員が現地の法輪大法学会に書簡を送り、「20年以上にわたる中国共産党（中共）による法輪功迫害を非難する声明」を発表した。

アジア太平洋経済協力会議（APEC）が開催されている米サンフランシスコで11月15日、エポックタイムズの姉妹メディア新唐人（NTD）の記者が路上で男に襲撃された。後に男は私服警官によって拘束された。

米国務省と複数の米国会議員はこのほど、中国共産党が韓国の劇場に圧力をかけ、ニューヨーク発の芸術団の韓国公演を妨害していることを非難した。中国共産党の経済的威圧と浸透工作が改めて浮き彫りになった。

カナダのオタワを拠点とするドラゴンボート・フェスティバル（龍舟競漕）運営団体は、4年前に開かれた大会で法輪功学習者への差別的な行為があったことを認め、公式に謝罪した。

今月アジア太平洋経済協力会議（APEC）に出席する中国国家主席習近平が宿泊するホテルの前や沿道などで、海外にいる中国の民主活動家や人権活動家、中共の不条理を訴える陳情者など、多くの人々が集まり、習近平と中国共産党に対して抗議の意を表した。

国際NGO（法輪功への迫害を追跡調査する国際組織）が集めた証拠から、臓器獲取組織は中国共産党が「法輪功学習者の生体から臓器の強制摘出を行っている」ことを隠蔽し、カバーするために設立された隠れ蓑に過ぎないという。

最近ネット上である中国人男性が警察官の前で堂々と中国共産党を批判する動画が出回っている。

カナダ法輪大法学会は首都オタワで最新報告書を発表し、中国共産党（中共）による24年間にわたる法輪功への海外干渉と国境を越えた弾圧を暴露した。