2025年7月20日、法輪功学習者への中国共産党による迫害が始まってから26年を迎えた。これに対し、世界30か国以上、400人を超える、政界・人権団体要人がこの節目に声を上げ、法輪功擁護と迫害停止、加害者への制裁を求めている。特に米国を中心とした「法輪功保護法案」や、越境弾圧・臓器収奪への国際的な対策が注目され、IPAC(対中政策に関する列国議会連盟)など多国間連携も強化されている。
「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」 世界各国議員の一斉声明
IPACは、2020年の設立以来、毎年7月20日に法輪功迫害への支持声明を発表。今年の声明では、「法輪功学習者は長年、監視・拘束・拷問と思想的な迫害を受けてきた。中国は国家主導で法輪功学習者らに対する臓器収奪を行っている」と訴えた。
アメリカ――超党派で法輪功擁護・法案可決も
– 国務省報道官が迫害停止を明言
– 法輪功保護法案及び臓器収奪阻止法案が下院可決
– クリス・スミス下院議員:
「法輪功学習者は未来の中国の英雄として記憶されるだろう」
– スコット・ペリー下院議員:
「勇敢で恐れを知らない精神的な人々である法輪功学習者の声に連帯する」
カナダ――神韻襲撃など越境弾圧も糾弾
– 50人超の国会議員が連帯メッセージを発信:
カナダの法輪功学習者への監視・嫌がらせ・攻撃・フェイクニュース・ネット攻撃
などは、民主制度と主権をも脅かすと警告。
G7声明に基づく越境弾圧への懸念も強調
「2025年中共はカナダの4都市で神韻公演を標的に爆破・銃撃脅迫を行った」と告発
「法輪功迫害はまさに国際社会全体が連携して拒否すべき危険事例だ」と訴え
– トロント中国領事館前の集会に議員多数参加、迫害停止と神韻支援を呼びかけ
豪州& ニュージーランド――連帯は人類の共同行動
– 州議会・前連邦議員が書簡と演説で法輪功支持
– ニュージーランド元市議:
「この残虐な迫害が終わり、加害者が法の裁きを受ける日を望む」
欧州諸国――多様なアプローチで迫害を糾弾
ドイツ
– EUミヒャエル・ガーラー議員:「米国の法輪功保護法は民主国家のモデル」
– 連邦議会レイチェル議員:
「26年も続く残虐な法輪功迫害について、透明な国際調査の実施を求める」
英国
– キャサリン・ウェスト外交部次官:
「国家の安全を守るため、外国勢力の越境弾圧には厳格に対応する」
– 議会複数議員が書簡で支援:
「法輪功学習者への嫌がらせ・脅迫・越境弾圧は容認できない」
– ブレンドン・オハラ国会議員:
「政治家の沈黙を許さないあなた方の努力が、忘却を防いでいる」
イタリア・スウェーデン・チェコ・スイス・ルーマニア
– ローマ9人の国会議員・地方人権機関代表ら書簡で支援:
「脅迫・身体的攻撃・SNSでの中傷・行政機関への圧力は容認できない。
われわれは政府とEUに断固とした立場を求める」
– チェコ議員:悪は必ず終わると明言
– スイス39名の議員が書簡で連帯:
「EUが昨年可決した中共臓器収奪非難決議、米国の法輪功保護法案、
これが人権擁護の潮流だ」
台湾――地方議会と市民が一致して支持
– 立法委員や市議が反迫害集会とキャンドルナイトで演説
– 「生体臓器収奪反対」法案推進の動きも強まる
– 台北・台中で大規模追悼集会
日本――議員・弁護士が危機感と行動を表明
– 岡島実弁護士:臓器売買は国際犯罪を助長
– 中野区吉田康一郎議員:中共は現代のナチス、ナチスより悪質
– 兵庫県議大矢卓志議員:人道の問題として国際連携が必要
【引用記事】 大紀元(2025年7月28日)