人権侵害を続けている中国の強制労働所の実態を暴露した衝撃のドキュメンタリー映画「馬三家からの手紙」

人権

法輪功への弾圧を告発! 全人類必見ドキュメンタリーが劇場公開

2018年9月からNHK「BS世界のドキュメンタリー」で、再放送を含め6回も放映された衝撃の作品。世界中の映画祭で評価され数々の賞を受賞。この物語は、米オレゴン州に住む女性ジュリー・キースがスーパーで購入した「中国製」のハロウィーンの飾りの箱に忍び込まれたSOSの手紙を見つけるところから始まる。

手紙は、法輪功のメンバーとして逮捕された孫毅(スン・イ)によって、中国で恐怖の城と言われた馬三家(マサンジャ)労働教養所の中で書かれたものだった。8000キロ以上の旅を経てクシャクシャになった紙には、信念のために収監され、拷問・洗脳されている状況が詳細に書かれていた。

主人公の孫毅は中国、北京のエンジニア。1997年に法輪功を修め始める。1999年に中国共産党政権により法輪功が禁止され、過酷な弾圧を受けるようになる。当局によるプロパガンダに関する情報を伝えようとしていたところ拘束され、北京五輪の期間には悪名高い馬三家労働教養所に送り込まれ、拷問を受け生死をさまよう。2年半の刑期の後に釈放される。収監中に孫毅が書いたSOSの手紙が、米オレゴン州のスーパーマーケットに辿り着く。CNN、ニューヨーク・タイムズのトップニュース報道もあり、中国の労働教養制度は公式に閉鎖されることとなる。これを受けて孫毅は、自分の体験と今なお中国の市民が直面する抑圧を記録する映画を制作することを決意する。拷問や強制労働の実態を精密なアニメ画に描き、妻や家族が当局の圧力に苦しむ日々を記録する。国外に脱出した孫はジュリーと感動の出会いを果たすのだが、ストーリーは衝撃的な結末へと・・・

「馬三家からの手紙」2018年製作/76分/カナダ原題:Letter from Masanjia 配給:グループ現代 監督:レオン・リー

内容の詳細は、こちらへ(予告編もあります)

今後の上映予定
兵庫 元町映画館 6月27日から(上映開始予定)
熊本 電気館 7月3日から一週間限定
愛知 シネマルナティック 7月24日から(上映開始予定)
長野 上田映劇 9月12日から(上映開始予定)

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