【法輪功迫害】臓器狩りの生存者に対する中共の越境弾圧

人権

法輪功修煉者の程佩明氏は、中国共産党当局による拷問と虐待を受け、その上で生体臓器狩りの犠牲者となった人物です。彼は国外に脱出した後、自らの過酷な体験を伝え続け、これまでに70以上の英語メディアで取り上げられ、国際社会に大きな衝撃を与えてきました。最近では、中共による嫌がらせがさらにエスカレートし、彼の車のブレーキシステムにまで危険な細工が施されるという事態が発生しました。

6月17日正午ごろ、程氏の車に対して破壊工作を試みる中国人男性の姿が確認されました。この人物は、中国共産党のスパイと見られます。さらに、22日深夜0時には、程氏の寝室に設置された警報器が再び作動し、同時に外壁のセンサーライトも点灯しましたが、周囲に人影は確認されませんでした。

程佩明氏
「私の車は昨夜まで正常に作動していました。しかし、23日午前10時に運転した際には、すでにブレーキがまったく効かなくなっていました。車をすぐに修理工場へ運びました。これは明らかに意図的な攻撃行為です」

程氏は監視カメラの映像を確認しましたが、該当する記録は残っておらず、カメラが中共のスパイによって妨害された可能性が高いと見ています。
程佩明氏
「彼らは常に私を監視し、迫害を続けています。なぜなら、中共が最も恐れているのは、生体臓器収奪の実態が明るみに出ることだからです。この罪は、人類の歴史上、そしてこの地球上で、かつてないほどの邪悪な行為であり、彼らはそれを合法化し、さらには全世界に輸出しようとしているのです」

程氏は、中共による生体臓器狩りから生還した唯一の生存者として知られています。現在も中共のスパイによる継続的な嫌がらせを受けており、彼はすでに警察へ通報し、FBIとも接触して米国国内での捜査を求めています。

程佩明氏
「中共による私への迫害は、まさに国境を越えた弾圧行為です。中共はすでに米国の地でも犯罪を犯しています。私は現在、米国に暮らしていますが、米国政府、官僚、そしてすべての善良な人々が被害者の側に立ってくださっていることに深く感謝しています。私は今、影響力を持つすべての方々に対し、中共による越境迫害を止めるよう呼びかけます」

中国本土で法学部の教師を務めていた李氏
「中共は当然、この『証拠』を消し去ろうとしています。共産党の体質は根本的に邪悪であり、その罪が明るみに出れば、世界中の人々がその本性を理解することになるでしょう。そのため、口封じの行動が繰り返されると予想されます。近年、中共は海外に何度も浸透し、国境を越えた弾圧を展開してきました。すでに多数のスパイや工作員を海外で買収しているのです」
「真実が明らかになって初めて、米国の国民や政府、政治家たちは『中共は米国内においても自由や法治、人権を破壊しており、決して安全ではない』という現実に気づくでしょう。もし中共が米国でこれほどの行為に及べるのであれば、中共政権にとって脅威となる他の人物も、たとえ米国人であっても、同様の手段で狙われることになるでしょう」

法輪功
1992年に中国で伝え出された気功で、身体の健康と道徳心の向上に顕著な効果があったため、わずか数年の間に1億を超える人々に愛好されるようになった。ところが、当時の国家主席・江沢民(2022年11月30日に死去)は法輪功の爆発的な人気に強く嫉妬し、中国共産党を利用して、1999年7月20日に法輪功に対する弾圧を発動した。以来、法輪功学習者は不法逮捕や拷問、強制労働、性的虐待や集団レイプなど、更には「生体臓器狩り」にまで及ぶ残虐な迫害を受けている。

【引用記事】NTD(2025年6月26日)
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