2022-03

時事

上海でロックダウン開始、東西に分けて封鎖…食料品の高騰に怒る庶民

中国・上海市は3月28日から、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、ロックダウンを開始。封鎖中は外出の原則禁止、地下鉄やバスの運休、医療従事者や宅配業者など生活に必要な事業以外は出勤できなくなり、経済活動への影響が懸念される。3月27日深夜には物資を買い求める人が店舗に殺到し、庶民からは批判の声が上がっていた。
人権

「目を覚ます時だ」医師ら、中国共産党の臓器収奪に言及

良心の受刑者から生きたまま臓器を摘出する。この前代未聞の犯罪に手を染める者だけでなく、「沈黙」も共犯となるー。中国の臓器狩りに詳しい弁護士や医師らは3月23日、国連人権理事会で開かれたオンラインイベントに出席した。中国共産党が主導する臓器狩りがあまりにも長い間野放しにされてきたと指摘した。
人権

仏下院で討論「フランスが中国の臓器移植外科医を養成」

2022年2月、フランス下院議会での討論を前にして、中国での潤沢な臓器収奪ビジネスでの透明性の欠如に数名の議員が疑問を投げかけている。毎年、武漢アジア心臓病医院の10名の循環器専門医が、1人約1200万円でボルドー大学病院の研修を受けており、フランスの大学・製薬会社・病院・外科医の協力が関与しているという。
時事

中国共産党による人材引き抜きや企業秘密盗用を台湾が批判

中国共産党(中共)は現時点で、台湾や欧米のハイテク産業の技術ペースについていけないことを知っている。中共は台湾の先端技術を盗み、有能な人材を引き抜いて、その技術を中国に送り、台湾の国家安全保障に打撃を与えているケースもあった。昨年は、26件の事例が発生し、約828兆円以上の損失を被ったという。
時事

新型コロナ感染拡大 上海の複数の大学が閉鎖 隔離方法に怒る市民

上海では新型コロナウイルスの感染が拡大し続けており、3月14日にバスターミナルはすべて営業停止となり、複数の大学が閉鎖された。今回、当局は感染が確認された人とそうでない人を区別せずに隔離したため交差感染が起こり、民衆は怒りを抱えている。上海では、封鎖された居住区が増え続けて、買い占めが起きているという。
人権

ディズニー、中国の人権侵害に沈黙 ウクライナ侵攻のロシアには全事業停止で打撃?

米娯楽大手ウォルト・ディズニーは3月10日、「ウクライナへの容赦ない攻撃と人道的危機の深刻化を踏まえ、ロシアで全事業を一時停止する措置を取る」と説明した。一方、3月9日に開かれた同社の年次株主総会では、株主から「中国共産党政権による人権侵害には沈黙している」と非難された。
時事

中国 上海市と深セン市が突然ロックダウンを宣言 市民は大パニック

中国の上海市政府は3月13日、突然ロックダウンを宣言し、不要の外出を禁じ、上海市を離れる際48時間以内にPCR検査を受けるよう求めた。その結果、PCR検査の現場は大混雑となった。また同日、人口1259万人の広東省深セン市も、感染拡大を理由に突然、ロックダウンを宣言し、3月14~20日に市内全域の地下鉄やバスの運行を停止した。
人権

英上院、医療用品の調達先から「ジェノサイド国家除外」法案を可決

英上院は3月3日、国民保健サービス(NHS)に対して、医療用品など調達する際、ジェノサイド(民族大量虐殺)を行っている国の除外を求める修正法案を可決した。法案は「中国」を名指ししていないものの、「明らかに中国が念頭にある」という。修正法案は今後、下院で審議される。
人権

米バージニア州下院、法輪功迫害非難決議 全会一致で可決

米バージニア州下院は2月中旬、法輪功に対する中国当局の残虐な弾圧政策を非難し、法輪功学習者への迫害を直ちに停止するよう求める決議を全会一致で可決した。同決議は、中国当局による法輪功学習者への強制臓器摘出、拷問、強制労働を非難するもので、すでに同州の24の地方自治体で法輪功迫害に反対する決議が採択されている。
時事

ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、自主退避を迫られる中国人留学生

ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、国籍に関わらず、ウクライナの多くの民間人が被害を受け犠牲になっている。ある中国人留学生は、キエフの中共領事館職員から自主避難を言い渡され、電話口で涙ながらに抗議した。また、同国第2の都市ハリコフでは、ロシア軍による激しい攻撃で3月3日夜、大学生13人が死亡し、うち4人は中国人留学生だったという。
人権

統一戦線の新たな浸透手段「緑金計画」とは臓器移植?

中国共産党(中共)の統一戦線の「藍金黄計画」が数年前に明るみに出たが、台湾の軍事専門家によると、中共にはより強い殺傷力を備えた「緑金計画(メディカル・トラップ):臓器移植」が存在しており、それが今水面下で、各国の政治家や有力者を対象に着々と進められているとして注意を促しているという。
時事

ロシアのウクライナ侵攻で未だ帰国できぬ中国人、 台湾人と明暗分かれる

ロシアのウクライナ侵攻を受け、各国政府が自国民をウクライナから退避させるなか、中国共産党は自国民への退避支援はできないと表明したため、現地の中国人は自力で対処するしかないという。一方、台湾は自国民の退避を支援しており、現地の一部台湾人はSNSを通じて、台湾外交部が現地台湾人を大型バスに乗せてポーランドまで送り届けたと明かした。
時事

カナダ連邦裁判所、海外華僑管理する中国政府機関をスパイ組織と認定

カナダ連邦裁判所は1月、中国国務院僑務弁公室の元幹部と妻の移民申請を却下した移民局の判断は合法だとする判決を下し、僑務弁公室が「カナダの利益に反する」諜報活動に携わっていると判断した。一方、中国共産党のスパイやプロパガンダの機関と指摘されている「孔子学院」について、米ニューヨーク州立大学は各キャンパスの孔子学院を閉鎖したという。
時事

米議員、「太子党」の米国留学禁じる「中国共産党から高等教育を守る法案」を提出

米共和党のビッキー・ハーツラー下院議員は2月16日、「太子党」と呼ばれる中国共産党高級幹部の子弟とその家族の米国大学への留学を禁止する法案を提出した。彼女は「中共が大量虐殺を行っている間、子弟らは世界レベルの教育を受けている。我が国を破壊しようと積極的に活動している人々を助けてはならない」とツイートした。