全世界で4億人が中国共産党関連組織を脱退

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中国共産党の各組織からの脱退を表明した中国人の数がついに4億人を突破し、ニューヨークで記念集会が開かれた。この脱退運動は、2004年に「大紀元時報」が社説「共産党についての九つの論評」を発表した後に始まった。社説には、中国共産党の設立から法輪功への迫害など、中国共産党の暗黒の歴史が詳細に記されている。

NTDニューヨーク記者 ジェイソン・ペリー
「私はニューヨークのクイーンズで、4億人もの人々が中国共産党(中共)を脱退したことを祝う集会に参加しています。この数字は、米国の人口より約7000万人多いことになります」

脱退者の数には、共産党員のほか、共産主義青年団と少年先鋒隊からの脱退者も含まれている。中国では、学齢期の子供たちのほとんど全員が強制的にこれらの組織に加入させられている。

中国共産党からの脱退運動は、2004年に「大紀元時報」が社説「共産党についての九つの論評(九評共産党)」を発表した後に始まった。

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社説には、天安門事件や法輪功への迫害など、中共の暗黒の歴史が詳細に記されている。

法輪功は、1992年李洪志氏によって中国で伝え出された気功で、宗教や政治に関与することはなく、身体の健康と道徳心の向上に顕著な効果があったため、わずか数年の間に1億を超える人々に愛好されるようになった。しかし、当時の国家主席・江沢民は法輪功の爆発的な人気に強く嫉妬し、1999年7月20日に全面的な弾圧を発動した。以来、何の罪もない法輪功学習者たちとその家族は、想像を絶する迫害を受け、その残虐さは生体臓器狩りにまで及んでいるという。

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中国では、8千万人もの人々が中共によって死に追いやられている。『九評共産党』を通して中共の残虐性を認識した多くの人々が、中共との関係を断つために脱党支援センターのウェブサイトを訪れ、共産党からの脱退を表明しているという。

【引用記事】NTDジャパン https://www.ntdtv.jp/2022/08/57749/