今世紀最大の人権侵害と言われる、法輪功に対する残虐な迫害24年も続く

人権

24年前の今日、江沢民・元中国国家主席が法輪功への弾圧を発動した。多くの人にとってそれは中国の事だと思っているが、実は知らず知らずの内に全世界の人々が巻き込まれており、これに対しては理解に苦しむだろう。

法輪功は、1992年李洪志氏によって中国で伝え出された気功で、宗教や政治に関与することはなく、身体の健康と道徳心の向上に顕著な効果があった為、わずか数年の間に1億を超える人々に愛好されるようになった。しかし、江沢民は法輪功の爆発的な人気に強く嫉妬し、1999年7月20日に全面的な弾圧を発動した。以来、何の罪もない法輪功学習者たちとその家族は、想像を絶する迫害を受け、その残虐さは生体臓器狩りにまで及んでいるという。

◆ 全面的な弾圧を発動するまで
実は、江沢民は早くも1996年から既に法輪功や李氏を誹謗中傷し、法輪功学習者たちに対して嫌がらせをしたり、法輪功の活動に対して妨害をしたりするなど、様々な人権侵害を起こしていた。更に、彼は1997年に法輪功の活動内容を把握し、犯罪の証拠を見つける為に、スパイ調査を行った。しかし、法輪功は人々に健康な体と善良な心を与え、医療費削減や社会貢献の面でもとても有益なこと以外、何も悪い所を見つけることができなかった。そこで、彼はいわゆる「中南海包囲事件」を口実にし、1999年7月20日から法輪功に対する全面的な弾圧を発動した。

◆ 正当化する為の虚言、残虐な迫害
江沢民は法輪功への弾圧を正当化するため、「4・25陳情」を「中南海包囲攻撃事件」(関連記事参照)とでっちあげ、更に自作自演の「天安門広場焼身自殺事件」など企て、中国共産党全ての宣伝機関を利用して、法輪功を悪者にし、共産党を脅かしているなど天地を覆い隠すような虚言を中国国内だけでなく全世界に流し続けた。それにより、法輪功に対する国民の憎しみや恨みが煽られ、国民同士を敵対関係に追いやり、数え切れないほどの法輪功学習者とその家族、周りの人々に多大な傷害を与えた。江沢民がつくった「610弁公室」は、司法・行政を含む国家統制機関を従え、数々の非合法な手段を使って、法輪功学習者に対し、基本的人権や身分の剥奪、財産の没収など、社会的・経済的窮地に追い込んだ。甚だしきに至っては、法輪功学習者を刑務所や労働教養所に拘束し、彼らの生体から臓器を摘出し、売買するといった許すことのできない大罪まで犯した。計り知れない人々が迫害によって死に至り、今この瞬間にも中国では迫害され命の危険に晒されている人々がいるのだ。

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