大紀元【新聞拍案驚奇】(2021年1月22日)によると、「明慧ネット」は1月17日、ある海外華僑の文章を掲載した。彼は過去10年間に中国共産党(中共)が人間を生きたまま臓器摘出する臓器狩りに関する匿名の調査電話を何度も中国国内へかけていた中で、7つのケースを思い出してそれを文章の中で綴りました。
第1のケース:電話に出たのは瀋陽にある病院の看護師だった。
「腎臓移植をしたいのならここでは臓器はすべて生きている人から採取できるから2日で手に入る」と言われた。
第2のケース:「約2週間あるいは1カ月おきに軍用車両が火葬品を運んでくるが、中身は全部“腸”だ。一つ一つビニール袋に詰められていた」と浙江省の火葬場で働く労働者が話していた。
第3のケース:甘粛省の国立大学である蘭州大学の第一医院を退職した外科主任によると、自分が蘭州大学の第二医院の腎臓外科で、腎臓移植手術を受けた際に、執刀医から「この腎臓は24歳の非常に健康な青年のものだ。他のことは聞くな」と言われた。
第4のケース:黒竜江省密山拘置所の職員は「病院が公安や裁判所と良好な関係にあれば、我々は臓器提供者を提供することができる」と言っていた。調査員は患者として拘置所に電話した際に「今所内には十数人以上いる。必要であれば提供できる」と言われた。
第5のケース:武警陝西省総隊医院の医師によると、臓器提供者はすべて医師らが選んでいて、裁判所に連絡すれば、囚人が勾留されている場所に行くのを協力してくれる。臓器提供者を選び終えた後、選ばれた人の疑心をそらすために、数人と共に血液検査を行い、ごまかしている。もし、採血を拒否した場合、武装警察はその人を地面に抑え込み、強制的に採血する。検査で感染症に問題が無ければ、その人に「検査に問題がある。病院で詳しく検査しなければならない」と伝える。そして、その人を外まで連れて行き、通常は臓器摘出専用である移動車の車内で臓器の摘出を始めている。数人の医師が同時に腎臓摘出、肝臓摘出などを行っている。6分以内に摘出するのがベストだという。「自分たちは1日に8回も行っている」と電話の向こうで誇らしげに言っていた。これらの被害者について、公安はその家族に対し、その人が「急性の病気で死んだ」と伝え、家族が来る前に火葬するようです。さらにこの陝西武警医院の医師は「自分は責任を取らされることは恐れていない。なぜならば、自分のところに責任追及の声がかかる頃にはもう全国の医師が皆殺しになっているからだ」と言っていました。つまり、自分以外にも多くの医師がこの件に関与しているという意味です。これらの医師は当局によって出国を禁じられています。
第6のケース:外科の移植医師がいない新彊に昔からある、中国医学病院は「我々はベッドを提供し、北京と上海の専門家が患者を連れて来る。彼らの臓器の提供者はここで見つけることができる」と言った。
第7のケース:新疆の空軍医院の外科医は、「我々のドナーは豊富だ。全員が40歳前後の臓器で60歳の臓器はいらない」と言った。
以上が先ほどお話しした華僑の方が文章の中で上げた7つのケースです。
中国大陸では今もなお、多くの法輪功学習者が生きたまま、強制的に臓器を摘出されています。法輪功学習者以外にも同じく、中国共産党に迫害され苦しんでいる人々も同様に被害を受けているといえる。
つづきは動画でどうぞ・・・