「9.11事件」のビンラディンは生きている?ヒラリー氏とバイデン氏は「反逆罪」か?

時事
バイデン氏とヒラリー氏

2001年に発生した米国同時多発テロの首謀者ビンラディンは生きている。彼はネイビーシールズによって殺害されたと宣言されたが、CIAの内部告発者によると現在イランで保護されているという。ヒラリー氏とバイデン氏は自身の汚職隠ぺいのため、任務を担当したシールズのメンバーを皆殺しにしたらしい。

2001年9月11日に何が起こったのか、皆さんは覚えていると思う。テロリストグループにハイジャックされた飛行機が乗客乗員を乗せたままニューヨークの世界貿易センタービルに突入した。ビルは爆発炎上して崩壊し、他の5つの建物もその振動により崩壊した。犠牲者の数は2,996人にものぼり、経済的損失は数千億ドルと言われている。

そして、この9.11同時多発テロ事件を引き起こした19人のテロリストを率いたのが、アフガニスタンの国際テロ組織「アルカイダ」の最高指導者であるオサマ・ビンラディンだった。

もちろん、9.11については不審な点や謎が多く残されており、陰謀説が続々と浮上している。なぜ、海外からテロリストを乗せた飛行機が気づかれることなく米国まで飛行できたのか? なぜ、世界貿易センタービルは下から崩壊したのか? ひいては最初から「テロではなかった」という意見まである。いずれにしても、ビンラディンは米国にとって復讐のターゲットになった。

2011年4月30日の夜、全国テレビ中継を通じて「ビンラディンは米国海軍特殊部隊ネイビーシールズによって殺害され、正義はなされた!」と宣言された。しかしここ最近、CIAの内部告発者が、「殺害されたのは替え玉で本物のビンラディンは死んでおらず現在イランで保護されている。そのすべてを証明できる膨大な録音や電子メールなどの証拠もある」と主張し、世界を揺るがす大スキャンダルが暴露された。さらに衝撃的なのは、ビンラディンの殺害を実行した米国海軍特殊部隊「シールズ」のチームメンバーが全員殺害され、そのすべての計画および指揮した人物はヒラリー氏とバイデン氏だというのだ。

このスクープはキリスト教宣教師のアンナ・ケイト氏のツイッターで公開され、後に米国共和党の海外事務組織副委員長であるソロモン・ユエ氏によってリツイートされている。情報提供者の元CIAエージェントであるパロット氏は、「48時間以内にすべての証拠をトランプ大統領に引き渡せる」と述べた。パロット氏はアンナ氏のアカウントで様々な証拠となる資料をスキャンしては連続してツイートしている。どれもしっかりとした証拠のようで、これが事実と判明された場合、ヒラリー氏とバイデン氏は「反逆罪」にあたる。

ヒラリー氏やバイデン氏に「殲滅させられた」米国海軍特殊部隊ネイビーシールズは、米国大統領直属の米軍精鋭部隊の中でも際立ったエリート集団だ。彼らは国境を超えた人質の救出やテロ組織への直接潜入及びリーダーを殺害するなど、さまざまな高難度でリスクの高い作戦を数え切れないほど実行してきた。彼らの任務は間違いなく米軍の「極秘軍事作戦」となる。しかし、2011年と2012年は「シールズ」にとって尋常ではない2年間だった。彼らはビンラディンを殺害し、全米のヒーローになったが、その翌年までに退役したメンバーを含め1人残らず殺害された。現役のメンバーはアフガニスタンで武装集団に遭遇し、ロケットや機関銃で蜂の巣のように22名が射殺された。そして翌年に退役したメンバー2名が「ベンガジ事件」で命を落とした。

22名の現役だったシールズメンバーがどのように命を落としたのかについて述べると、2011年8月、米軍上層部は、CIAから「タリバンの指導者全員が多くの秘密情報を保持したままアフガニスタンの谷間で密会する」という情報を受け取り、そこへシールズチームを送り込んだ。

8月6日の深夜、米海軍シールズチームを乗せたCH47ヘリコプターが着陸する際、待ち伏せしていた黒ずくめの武装集団が発射したロケットが機体を直撃し、墜落していくヘリに向かって、武装集団は狂ったように乱射した。この予想外の襲撃により38名の米兵は死亡し、そのうち22名がシールズのメンバーだった。そして彼らは全員死亡し、誰一人生き残れなかったという。米国占領下のアフガニスタンで米軍の精鋭部隊のチームメンバー全員が「殲滅」させられ、敵軍は完全撤退に成功している。待ち伏せしていた武装集団は非常に正確な情報を得ていない限りありえないことだといえる。さらに、この38名の米兵が察知する前に、彼らを殺害する必要があった。しかし、武装集団はやり遂げた。「ならず者」が米国の精鋭部隊であったエリートチームを一人残らず殲滅した。これは米軍にとって恥であり、不可解な事件といえる。目撃者も証人もいないこの事件は調査のしようもなく、そのまま迷宮入りとなった。しかし、米軍やCIAの一部の人たちは「事件はもっと複雑な事情があったのではないか」と疑っている。

次に退役した2名の元シールズのメンバーがどのようにリビアのアメリカ領事館襲撃事件である「ベンガジ事件」で命を落としたのかを述べると、この事件は「ヒラリーメール」とも関連している。2012年、スティーブンス駐リビア米国大使は「セキュリティ強化」を求める数百通もの電子メールをヒラリー氏に送信していた。しかし、ヒラリー氏からの返事は最後まで来なかった。彼はテロリストに大使館を襲われ大使館職員とともに殺害された。今回ポンペオ氏が公開するヒラリー氏のメールの中に、スティーブンス大使から送られたものがあるのかどうかは分からない。なぜならヒラリー氏はかつて同大使から受け取ったすべてのメールを削除していたからだ。この事件はオバマ政権とヒラリー氏の汚職が原因であると人々は考えている。

この事件も実に多くの疑惑が残されている。なぜ、米国政府は支援のために軍隊を派遣しなかったのだろうか?そして、そのような大事件の後どうして誰も責任を問われなかったのだろうか?これらはすべて調査する価値がある。当時はCIAのセキュリティチームだけが命令に背き、救助に向かった。その中には元特殊部隊「シールズ」の隊員がいて、2人とも現場で死亡している。死亡した元シールズメンバーの1人であったタイロン・ウッズ氏の父、チャールズ氏は事件に疑念を抱き、真相を突き止めようと長年独自に調査をしてきた。そしてついに、チャールズ氏ともう一人の真実を探求していたノイ氏は、今回のスクープを暴露したCIA内部告発者であるパロット氏に出会い、彼は自分の息子の死よりもさらに悲劇的な真実を知ることになった。

パロット氏は元CIAのエージェントで「20年間アラブの政治指導者側に潜入し、彼らの鷹を訓練し、彼らと一緒にキャンプで狩りをした。そこにあるロイヤルファルコン大隊はテロリストたちが頻繁に訪れる場所であり、基本的にアルカイダの会議室のようなものだった」と述べていた。

パロット氏によると、米上院情報委員会の前身である70年代のチャーチ委員会は「サファリクラブ」と呼ばれるCIA組織を設立した。「サファリクラブ」はソ連の膨張に対抗するために作られた情報収集機関で海外の同盟国から資金提供され、上院情報委員会の監視を受けないように海外の銀行に委託されている。ビンラディンは当時、彼らによって訓練されサファリクラブから金銭を得る情報提供者だった。それが、CIAが彼を保護する理由だ。

9.11テロ事件の後、米国は表向きは「タリバンにビンラディンを引き渡すよう圧力をかけたが拒否されたため、アフガニスタンへの軍隊派遣を決定した」と述べているが、しかし実際にはビンラディンはすでにイランに移送されており10年間も軟禁されていた。このすべてはオバマ政権の CIA長官であるブレナン氏によって仕組まれたという。パロット氏によると彼らはもともと「リゴール」と呼ばれるイランでビンラディンを捕らえて殺害する秘密計画を立てていた。しかし、オバマ氏が大統領の座に就任してから半年後に、当時のCIA長官により計画は中止されたという。
同計画が中止された後も、彼らは「ビンラディンを捕らえるためにイランに行くな」と脅され警告されたとパロット氏は述べている。しかし、パスポートやビザなどすべての準備が整っていたので、パロット氏たちは当初の計画にしたがい、ビンラディンを生け捕りにしてトライステートエリアに送った。CIAからの支持が得られなかった彼らはイランと直接交渉を始めた。パロット氏はビンラディンの引き渡しに3年も費やして6つの計画を準備した。それまでビンラディンを中立地帯に置くことをイラン側も同意していた。しかし、引き渡しの交渉後にビンラディンは2010年8月にパキスタンのアボタバードに移されたことが判明した。そしてその全てを手配したのはブレナン氏とヒラリー氏とバイデン氏だったという。

ビンラディンが殺害される1週間前にパロット氏は証言するために上院情報委員会に呼ばれ、当時彼が持っていたビンラディンが10年間イランで軟禁されていたことに関わった高官たちの大量の録音テープや手紙などを含む全ての証拠品をヒラリー氏に渡したと述べている。つまりヒラリー氏は何もかも全てを知っていたのだ。彼女はイラン側がビンラディンを米国に引き渡す準備ができているのを承知でビンラディンをパキスタンに移させたのだ。実は暗殺が実行される11時間前にもビンラディンはイラン人によって救出されていた。イランの二重スパイがビンラディンのDNAによる証拠をCIAに提供して、ビンラディンを拘束していることを米国側に確認させた。そして確信した米国側はシールズを暗殺任務のために送り込み本物と思われた「ビンラディン」を殺害した。その際ビンラディンの妻の一人は「打たないで!彼は替え玉です」と言ったという。シールズはビンラディンを殺害した後、その遺体を谷に捨てた。しかし、規則ではDNA鑑定を行い、ビンラディン本人と確認するためにその遺体を保存しなければならなかったのだ。つまり彼らはそれが替え玉で、DNA鑑定などできないと知っていた。当時のCIA長官であるブレナン氏はメディアに対して、「ビンラディンはイスラム教徒によって海葬され、船上の人々は海葬について沈黙するように求められる」と嘘をついた。

実際イスラム教徒には海葬などという埋葬儀式はない。ブレナン氏自身がイスラム教徒なので、イスラム教徒を海に葬るタブーを知らないわけがない。もちろん、死体が病気を蔓延させ乗組員を危険にさらす状況ならば話は別だ。つまりすべてが「大嘘」だったのだ。

そしてバイデン氏、ヒラリー氏、ブレナン氏はイランと取引し、ビンラディンを入れ替える機会を作った。彼らはイランを信頼していたので、ビンラディンをイランの勢力範囲内にとどめておき、この秘密を守りたかったのだ。しかし、CIAの中で言うことを聞かずに任務を執行したシールズが不安だったのだろう。秘密が外に漏れるのを防ぐために、引退したメンバーを含む任務に当たったシールズ全員が消滅させられた。当時イランとの交渉を担当していたのはバイデン氏だった。彼はイランと取引をし、オバマ政権はイランに1520億米ドルを支払った。そして偽の情報を設計してシールズに実行させた。シールズの正確な座標と行動計画を武装集団に知らせ、シールズと随行した人員を全員殺害させたのだ。

内部告発者のパロット氏はこの全てを証明する書類を持っており、それを48時間以内にトランプ大統領に渡すと述べていた。これによりバイデン氏やヒラリー氏らは「反逆罪」で有罪になる可能性がある。ここ数日、パロット氏はアンナ氏のツイッターにいくつもの証拠を投稿した。中には「バイデン氏の弁護士エッティンガー氏への報告書」や「バイデン氏とエッティンガー氏に送った郵便物の受け取り証明」や、彼とカート・ウェルデン元下院議員とエッティンガー氏が署名した「ビンラディン処分に関する秘密保持契約書の署名ページのスキャン」などが公開された。

もしこれらが本物ならば、バイデン氏とヒラリー氏による犯罪の確かな証拠となる。トランプ大統領の側にもこれらの証拠の公開を阻止しようとする存在があるだろう。しかし、パロット氏は「もう歳をとっているから死などを恐れていない」と怖気づいていない。実際これらの重大な証拠を公開することは確かに非常に危険なことだ。「ヒラリーメール」事件が進展しない理由も米国政府の腐敗によるものといえるだろう。真相を解明しようと関わった人や調査しようとした記者は相次ぎ死亡している。

例えば2016年7月民主党のデータ責任者リッチ氏が自宅近くで射殺された。彼は2万件近くのメールをリークした張本人だ。そして同年の6月22日クリントンファミリーの告発の証人であるアッシャー元国連職員が法廷に出る前夜に襲撃を受け殺害された。さらには6月23日クリントン財団の暴露記事を発表したネットライターのフリン氏はその日のうちに急死した。そして8月1日クリントンファミリーを専門に調査していた記者のソム氏は自宅で自殺した。

これらの事はあまりにも不可解すぎる。しかし、トランプ大統領は「沼の水を抜く」と言及していた。まさに今がその時なのかもしれない。米国の建国の父が作った法制度を破壊しているこれら「ろくでなし」を一掃する時が来たようだ。

・大紀元「史上最大の「オクトーバーサプライズ」 ヒラリー氏とバイデン氏は「反逆罪」の可能性。ビンラディンは生きている?」(2020年10月25日)