トランプ前大統領「私の在任中は中国やロシアは米国を尊重していた」

時事

左派の検討課題が米国で急速に進む中、トランプ前大統領は、米国は今、社会主義国家に変わりつつあると警告した。米国と対立する中共、北朝鮮、イラン、ロシアがこのほど国際社会で強烈で急進的な行動に出たことに対し、自身の在任中は、これらの国は米国を尊重していたと述べた。中共政権は現在脅威を生み出しており、特に台湾に対して脅威になっていると指摘した。

NTDジャパン(2021年」4月11日)によると、左派の検討課題が米国で急速に進む中、トランプ前大統領は、米国は今、社会主義国家に変わりつつあると警告した。同時にペンス前副大統領は4月7日に保守政治グループ「米国の自由の推進」を設立し、左派の検討課題に反撃した。

米国と対立する中共、北朝鮮、イラン、ロシアがこのほど国際社会で強烈で急進的な行動に出たことに対し、トランプ前大統領は4月6日にNewsmax(ニュースマックス)の取材を受けた際、自身の在任中は、これらの国は米国を尊重していたと述べた。

トランプ前大統領
「彼らは私の前ではこのような攻撃性は見せなかった。私たちの国に対してもそうだ。彼らは米国の大統領を尊重し、我々の国を尊重していた。だが彼らは今はそうではない」

トランプ前大統領は、中共政権は現在脅威を生み出しており、特に台湾に対して脅威になっていると指摘した。

トランプ前大統領
「中国(共)は私に対しては一度もあのようなことは言わなかった。米国の代表に対するように、一度もなかった。アラスカでの中国(共)の話し方は非常に悪かった」

トランプ前大統領は、外交においても内政においても、伝統的理念を持っている人は、あれらの急進的左派と比較して、米国を守るための十分な行動に出ていないと考えている。

トランプ前大統領
「我々の国は今、社会主義国に変わろうとしている」

これと同時に、ペンス前副大統領は4月7日、保守政治グループ「米国の自由の推進(Advancing American Freedom)」の設立を宣言し、「トランプ-ペンス政権」の4年間を基礎に、米国の伝統的価値観と関連の政策の推進を継続して、左派の検討課題に反撃するとした。

ペンス前副大統領は声明の中で、急進的左派と新(バイデン)政権が破壊的な政策によって、世界で最も偉大な国という地位にある米国に脅威を与えようと試みている時に、保守派が手をこまねいて見ているわけにはいかないと述べている。

この政治グループの核心的検討課題は、米国の安全保障の確保と、断固として敵に反撃すること、米国をもう一度繁栄させ、宗教の自由を守ることなどとしている。

「米国の自由の推進」情報委員会メンバーには、トランプ政権の元高官が多く参加している。

トランプ前大統領は4月9日に保守派グループを対象にフロリダで演説を行った。ペンス前副大統領による同様の演説も29日にサウスカロライナ州で予定されている。