神韻芸術団の公演を鑑賞したフリン元米大統領補佐官は、神韻芸術団が本物の中国の伝統文化を表現していると高く評価し、それこそが中国共産党が世界に知られたくないと恐れることだと指摘した。
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1月16日の夜、元米陸軍中将で、以前に大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたマイケル・フリン氏が夫人とともに、神韻芸術団の公演を初めて鑑賞した。公演は、フロリダ州セントピーターズバーグのデューク・エナジー・センター・フォー・ザ・アーツ – マハフィー・シアターで開催された。
フリン氏は、米陸軍中将、国防情報局長、大統領補佐官を歴任した人物であり、ブロンズスターメダルやディフェンス・スーピアリア・サービス・メダル、米軍の「メリトリアスサービスメダル」などの受賞者でもある。
マイケル・フリン元大統領補佐官
「私は神韻が世界中で行っているすべての公演を心から称賛します。彼らは本当の中国を世界に示しています」
「神韻は本当に素晴らしいです!今回が初めての鑑賞でしたが、非常に感動しました。これは偉大な奇跡であり、卓越した知恵によって本物の中国文化を表現する素晴らしい方法です」
「神韻の公演では、本来の中国がどうあるべきかが明確に示されていると感じました。もし中国の人々が自由を手にし、数千年の伝統文化が復興すれば、世界の多くの国々に大きな啓示を与えるような国になるでしょう。今日、神韻は本来あるべき中国の姿を世界に示しています。一方で、中国共産党政権が示しているものは、神韻が表現している中国とは全く正反対のものです」
「中国共産党は、伝統的な中国文化の偉大さやその影響力が世界に知られることを望んでいません。中国共産党が示す中国像は、神への信仰を失った社会という、非常に偏った視点に基づいています。一方で、神韻は非常に力強い方法で信仰の精神を表現しています。私は中国共産党がいかなる神への信仰にも反対していると認識しています」
フリン氏は、神韻が数時間にわたる芸術公演を通じて中国の伝統文化を見事に再現していることに感嘆した。
マイケル・フリン氏
「神韻を観て得た最大の収穫は、本物の中華文化がいかに広大で深遠であるかを知ったことです。公演では、この文化が5千年の歴史を持つものであることが強調されていました。それは、世界で文字による記録が残っている最も古い文化の一つです。神韻はわずか数時間で、この5千年に及ぶ豊かな歴史を物語り、観客にとって理解しやすい形で生き生きと表現していました」
また、フリン氏は、ニューヨーク・タイムズによる神韻への攻撃を非難した。
マイケル・フリン氏
「これは本当にひどいことだと思います。特に『ニューヨーク・タイムズ』のような米国の主流メディアが、神韻のような美しく創造的な芸術団体を攻撃し続けているのは理解に苦しみます。なぜなのか?私たちは皆、考えるべきです。なぜ考えなくてはいけないのか。なぜ米国の大手新聞社が中国共産党と協力して、こんなにも精巧で素晴らしい芸術、そして本当の中国を表現する芸術を攻撃するのでしょうか」
「私は、いつの日か中国の人々が再び立ち上がり、中国共産党に対して圧力をかけ、(中国共産党による法輪功への)迫害に反対する日が来ると信じています。しかし、それには犠牲が伴うでしょう。中国の人々もそのことを理解していると思います。また、米国の人々も私たちの制度の中で同じことを目の当たりにしています。私たちも共産主義からの強い圧力に直面していますが、それに立ち向かい、指導者たちに私たちを平等な市民として扱うよう求めています。これは中国の人々が期待していることと同じだと思います。彼らもまた、美しい5千年の歴史を持つ国の市民として生きることを願っているのです」
「神韻はいくつかの演目を通じて、(中国共産党による法輪功への)迫害に反対するメッセージを伝えており、その表現力は卓越しています。特に、迫害を非常に優れた方法で描写しています。人々はただ日常生活を送りたいだけなのに、理不尽に迫害されます。自分が読みたい本を自由に読み、自由に考え、自分の望む人間関係を築こうとするだけで迫害を受けるのです。神韻はこうした実情を素晴らしく表現しており、私はこの部分が非常に印象に残りました。神韻の取り組みは、米国の人々だけのためではなく、全世界に向けたものだと感じました」
※神韻芸術団:
2006年に設立され、米国・ニューヨークに本部を置く、独立した非営利団体。中国共産党に よって破壊された中国の伝統文化の復興に取り組んでおり、共産主義以前の中国の美しさと善良さを復活させることを目的としている。
※法輪功:
1992年中国で伝え出された気功で、身体の健康と道徳心の向上に顕著な効果があったため、わずか数年の間に1億を超える人々に愛好されるようになった。しかし、当時の国家主席・江沢民(2022年11月30日に死去)は法輪功の爆発的な人気に強く嫉妬し、自分の権力を乱用し、1999年7月20日に法輪功に対する弾圧を発動した。それ以来、前代未聞の残虐な迫害は現在も続いている。
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【引用記事】新唐人(2025年1月21日)