2001年1月23日(旧正月)に、北京・天安門広場で法輪功学習者の男女5人が焼身自殺を図った。新華社通信は、これにより法輪功学習者2人が死亡、同4人が火傷したと即座に報じた。国際人権団体や欧米メディアは、この事件は「法輪功に対する国民の反感を高め、弾圧の正当性を宣伝するため」に仕立てあげられたものだとの見方を伝えている。
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天安門広場はとても広く、焼身自殺を発見して、相当の数の消火器や毛布がそんなに早く持って来れると思いますか? 僕の想像では、近くに前もって準備していたと思います。また、ガソリンに火をつけた本人が黒焦げになっていないのも怪しい!
というわけで、どう見ても映画の撮影現場のように、役者や大道具、撮影スタッフなど組織的に役割分担して制作したという気がします。しかも、中国国営メディアは事件について「法輪功学習者が昇天するために自殺した」などと、特集番組までも組んで多く取り上げたというから宣伝・拡散もバッチしだったもよう。
法輪功側は、この事件のいくつかの矛盾点を指摘して、法輪功公式サイト「明慧ネット」で反論。法輪功は自殺や殺生を禁じているので、自殺を図った5人は本物の学習者ではない可能性を指摘している。
1999年7月、法輪功に対する弾圧を始めた直後から、中国当局のネガティブキャンペーンは凄まじいものだったようで、今回の事件でさらに追い打ちをかける目的があったのではないかと推測する。米タイム誌は「(事件は)法輪功の弾圧を正当化する材料を手にした」と報じ、米CNNは「文化大革命や朝鮮戦争を彷彿とさせる」と伝えたという。
大紀元(2017年12月30日 07時00分)の報道によると、当時、現場を担当し近くで事件を見ていた軍高官の男性から、新たな証言が得られ、事件の「でっち上げ」をほのめかしたそうです。
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