中国瑞麗市ロックダウンで中共のメンツ丸つぶれ! 欧州でも感染拡大にWHOが警鐘!

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雲南省瑞麗市で12、13日に新型コロナウイルスの症例が確認され、現地は14日に急遽ロックダウンを宣言し、現在仮設病院が建設されている。中国の専門家・鐘南山氏が状況調査のために急いで雲南省に行っているネット映像も投稿され、大規模感染が発生していると推測されている。
一方17日、欧州各国で新型コロナウイルスの感染が「驚くべき速さ」で拡大しているとWHOが警鐘を鳴らし、自主隔離期間を短縮する動きをけん制した。

習近平主席、事実上の新型コロナウイルス終息宣言をしていた

習近平国家主席が9月8日午前、北京人民大会堂で開かれる「新型コロナウイルス防疫表彰大会」で有功者らに自ら賞を授与し、「中国が戦略的成果を収めた」と述べ、事実上の終息宣言をしていた。しかし、この段階で、武漢市民の投稿によると、新型コロナウイルス感染症の発生は深刻な状況だったという。

・「武漢疫病再来でも認めない 中国政府、事実上の『終息宣言』へ

中国・雲南省 新型コロナウイルス爆発の疑い 緊急ロックダウン

看中国(2020年9月16日)によると、雲南省瑞麗市(ずいれいし)奥星世紀団地で9月12日、新型コロナウイルス感染の疑いで団地全体が緊急閉鎖され、PCR検査が行われた。

中国・雲南省新型コロナウイルス感染拡大当局 仮設隔離病院建設

看中国(2020年9月20日)によると、雲南省瑞麗市が9月14日の夜にロックダウンを発表したとき、大理州が200人以上の医療スタッフをすでに瑞麗に派遣して支援提供したことは、注目に値する。何故なら当時、2人だけが確認されたに過ぎないのに、なぜそれほど多くの医療スタッフを派遣する必要があったのかという疑問が残る。この疑問を窺わせる雲南空港の映像が、9月7日にインターネットに投稿された。同映像には、乗客が突然倒れた場面が映し出されている。

ファイアウォールを突破した中国のネットユーザーはツイッターで、中国政府に伝染病予防対策で表彰された中国のウイルス専門家鐘南山が、つい近日雲南省に急いで行った映像を投稿し、中国国内のメディアは何故か一切報道しなかったと伝えた。映像の信憑性はまだ確認されていないが、多くのネットユーザーは「仮設病院ができたからには、絶対状況が良くないはずだ」「いったいどれほど深刻なのか……もう隠さないで!」「このまま騙し続けたら、全世界がますます深刻になる」と懸念した。

中国国内では雲南省瑞麗市のこの度の事態に対し、大規模感染が発生していると推測するネットユーザーもいた。

新型コロナ、欧州で「驚くべき速さ」で拡大 WHOが警鐘

【9月18日 AFP】世界保健機関(WHO)は17日、欧州各国で新型コロナウイルスの感染が「驚くべき速さ」で拡大していると警鐘を鳴らした。自主隔離期間を短縮する動きもけん制した。

欧州では先週、1日の新規感染者数が約5万4000人と過去最多記録を更新。この統計について、WHOのハンス・クルーゲ(Hans Kluge)欧州地域事務局長は、デンマークの首都コペンハーゲンでのインターネット上で開いた会見で「われわれ全員への警鐘となるべきだ」と指摘。「これらの数値はより広い範囲で検査が行われたことを反映したものとはいえ、感染が欧州全域で驚くべき速さで拡大していることも示している」と述べた。

WHO欧州はまた、新型コロナウイルス感染者の接触者の隔離期間を14日とするWHOの指針を変更する予定はないと表明した。WHOの欧州緊急対応を担当するキャサリン・スモールウッド(Catherine Smallwood)氏は、隔離期間の勧告について、新型コロナウイルスの「潜伏期間と伝染についてのわれわれの理解に基づいたもので、勧告を見直すのはわれわれの科学の理解の変化にのみ基づく」と述べた。

フランスでは、勧告している自主隔離期間が7日間に短縮され、英国とアイルランドでは10日間となっている。その他、ポルトガル、クロアチアなど複数の国が隔離期間の短縮を検討している。