神韻公演韓国開催決定! – 裁判所、中共圧力による会場使用許可取り消しを違法と判断

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4月30日、韓国春川(チュンチョン)地方法院は、江原(カンウォン)大学による米国神韻芸術団公演の取消行為を違法と認定した。この裁定により、神韻芸術団の韓国での公演は無事に開催されることになった。

4月1日、韓国春川の国立江原大学の学長は、神韻芸術団が5月6日から7日にかけて柏領(ボムリョン)芸術センターで公演を行う申請を承認した。

会場の使用が承認された後、中国共産党(中共)駐韓大使館が江原大学の国際交流処に対して抗議を行い、中共政府が神韻公演に反対しているとの意向を伝えた。江原大学はこれに応じ、4月16日に神韻公演の主催者へ正式な書面を送り、会場使用許可の取消を通知した。

これに対し公演の主催者側は、国立江原大学の所有者である大韓民国を相手取り、春川地方法院に公演会場の使用を妨害しないよう求める仮処分を申請した。

4月30日午後、裁判所は江原大学による公演会場の使用取消し措置は違法であるとの判決を下し、当該行為の違法性を明確に認定した。これにより、神韻公演は無事に開催へと至った。

神韻芸術団は、法輪功学習者によって結成され米国・ニューヨークに拠点を持つ世界的な芸術団である。五千年の歴史を有する中国文化の復興を目指しており、中国五千年の文化を基盤にした中国の古典舞踊と音楽を各国で披露している。神韻の公演は、世界中の観客から高く評価されており、観客に勇気、慈悲、希望をもたらすと称賛されている。

しかし、中共による法輪功への迫害は依然として続いており、近年越境弾圧がエスカレート。特に神韻芸術団への妨害が激化している。今回の韓国の例もその一つだが、2月末にケネディ・アーツ・センターで公演を行った神韻芸術団は中共から偽の爆破予告を受けている。この件について、3月17日、トランプ大統領はワシントンD.C.のケネディセンターを訪れ、初めて理事会を主宰し、文化復興の重要性を強調した。同日、ホワイトハウスは新唐人記者の質問に答え、アメリカの神韻芸術団に対する暴力的脅迫を厳しく非難した。

国際社会は、中共による法輪功への迫害を強く非難しており、米国下院は、今月の5日に「法輪功保護法案」を再び、可決した。

 

【参考記事】大紀元(2025年5月5日)
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