武漢は臓器移植の発祥地、驚愕の内部資料

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大量移植に必要な臓器はどこから来るのか。圧倒的に少ない提供数にもかかわらず、多くの移植手術が可能になっている中国。臓器移植発祥の地である武漢・同済病院の内部資料から、合法的で自由意志に基づく提供ではない臓器が利用されている可能性が高いと推測された。

 


 

【引用元】https://www.youtube.com/watch?v=J0ODsFmM2Xw

武漢は臓器移植が活発 一晩で2回の心臓移植も

【大紀元 2020年5月4日】

大紀元がこのほど入手した内部文書によると、武漢の病院は中国共産党の組織的な臓器強制摘出による医療ビジネスに深く関与していることが明らかになった。

2015年、武漢で開催された中国臓器移植会議で中国共産党衛生部元次官の黄潔夫氏は次のように語っている。「湖北と武漢がなければ、中国の臓器移植はない」。武漢の同済病院は中国臓器移植界の先駆け的な存在であり、腎臓移植数は中国第1位、心臓移植数は第3位、肝臓移植数は第5位である。

現地メディア・湖北日報は2019年4月10日、武漢は心臓と腎臓の移植件数で中国の移植界をリードしていると報じた。同済病院では平均1日に1件以上の移植が行われている。同済病院の公式サイトによると、これまで6000件以上の腎臓移植、2000件近くの肝臓移植、200件以上の心臓移植、200件近くの膵臓と腎臓の同時移植を実施したという。

大紀元が入手した内部資料(図1)によると、同済病院のDCD(心停止による臓器提供)の腎移植症件数は2015年、2016年、2017年と3年連続で全国1位となっている。別の内部資料(図2)によると、同済病院の腎臓移植件数が、2016年に中国で初めて6000件を越えた。2015年の腎臓移植件数は前年比150件増の291件、2016年には398件、2017年は369件だった。

同済病院はまた、臓器移植のオンライン予約登録を立ち上げ、十分な臓器供給量を確保していることを示している。また、調査組織の調べによると、同済病院は需要に応じた即時の移植、いわゆる「オンデマンド移植」が可能だという。

2019年12月25日、同済病院の肝臓移植部長の魏来・教授は、中国臓器移植に関して10年以上の調査を行う組織・追査国際からの電話調査で、肝臓移植には少なくとも60万元(約900万円)の費用がかかると述べ、「(病院で)会いに来てから具体的な事は話そう」と語った。

大量移植に必要な臓器はどこから来るのか。同済病院の内部資料(図2)によると、同済病院の腎臓移植の臓器源は「以前のスタイルから」「生体」「提供」の3種類ある。以前のものとは、死刑囚を指す。

2006年3月、大紀元は、中国遼寧省瀋陽市の医療従事者2人が、蘇家屯区の収容所では法輪功学習者が臓器を強制摘出されているとの証言を伝えた。その後、中国共産党は組織的に収監された法輪功学習者、ウイグル、チベットら少数民族、政治異見者に対して臓器を強制摘出していると国際的に認識された。

国際的な批判が強まり、中国当局は2014年、死刑囚の臓器を組織的に移植に利用していたことを公に認めた。2015年、死刑囚の臓器利用を停止したと発表、自発的な提供が移植用臓器の唯一の合法的な方法だと主張した。

いっぽう、中国共産党が公開したデータによると、同済病院で行われている移植臓器は、死刑囚と臓器提供の両方によるものだと示している。

2015年に死刑囚の臓器利用を停止したと発表した後も、武漢の移植件数は増加している。 同済病院の内部資料(図3)によると、2014年は腎移植154件、DCD肝移植73件、2015年はDCD腎移植291件、DCD肝移植101件、2016年はDCD腎移植356件、DCD肝移植111件となっている。

いっぽう、自発的な臓器提供は全国でも非常に少ない。

2019年4月10日の湖北日報によると、武漢市では年間で1600体の臓器提供を必要としており、そのうち同済病院だけで500体が必要だだという。しかし、武漢市で提供されたドナーの総数は300体にとどまるという。 中国衛生委員会によると、同国での臓器提供も2015年は2766体、2016年は4080体程度だ。

圧倒的に少ない提供数にもかかわらず、多くの移植手術が実行可能になっている。このことから、同済病院をはじめとする中国の臓器移植業界では、合法的で自由意志に基づく提供ではない臓器が利用されている可能性が高い。

2006年、法輪功学習者が受けた迫害の実態を調査する米拠点の団体「追査国際」は同済病院に電話で、法輪功学習者の提供を受けられるかどうかを尋ねた。「問題ない、診察に来て」と回答した。

2015年10月、追査国際は、同済病院の心臓胸部外科第2病棟の宮医師と会話することができた。宮医師は、移植のために法輪功学習者の臓器を使用することを認めた。「刑務所や労働収容所から調達している」とし、「うちの科では魏教授が担当している。病院では朱教授を責任者とする部署がある」と明かした。

また、心臓移植は週に5回、時には一晩で2回の手術を行うこともあると宮医師は明かした。

2017年6月7日、同済病院移植科の毛医師は調査取材に応じて、次のように述べた。「前年に肝臓移植が100件以上、腎臓移植が4、500件以上行われた。 腎移植では全国ナンバーワンだ。待ち時間は1カ月ほど。 提供の内容を、私たちは知ることができず、機密情報となっている」

【引用元】https://www.epochtimes.jp/p/2020/05/55973.html

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