中国河南省鄭州市で大洪水 地下鉄やトンネルが冠水 当局は沈黙

時事

目から流血している洪水被害者を心配する声=河南省鄭州市

NTDジャパン(2021年7月25日)によると、中国河南省鄭州市の地下鉄構内で撮影された動画が人々の注目を集め、ネット上では、何が起こったのかと驚きの声が多数投稿されている。
※これからお見せする映像は、一部視聴者が不快に感じるおそれがあります。

この動画は7月20日からネット上で出回ったもので、複数の被災者が地面に横たわっており、生存は確認できていない。医療用ガウンを着用した人の姿も見える。また、地面には医療キットとハサミが置かれており、犠牲者らは医療用ガーゼで両目を覆われている。

米共和党全国委員会(RNC)の上級委員ソロモン・ユエ氏は、溺れた人の蘇生について米医療関係者に確認したところ、CPRのような手技心肺蘇生法では、出血を起こすことはないと述べている。

一部のネットユーザーは、医師が溺死者から角膜を採取していたのではないかと疑っている。

また他のネットユーザーは、角膜の採取については断定できず、出血は窒息による可能性があるとも述べている。

角膜は、特定の目に関する病気の患者に移植するために需要があり、また、中国では長期にわたり臓器移植は利幅が大きいビジネスだとされている。

NTDは憶測を検証することができないと述べた。

深夜になると何台ものトレーラーが遺体を運び出す

7月24日、何台もの長いトレーラーが死者の遺体をトンネルから運び出している。鄭州のトンネルから6,000体の遺体が出土したと噂され、死者数は国家機密となる。

トンネルは浸水し、逃げ遅れた人や車で埋め尽くされて死のトンネルとなっている。
鄭州市では死者の数が増え続けており、トンネル内部は完全に水没しており、死傷者は非常に多いと予想されている。
地元の救助隊は撤退し、人民解放軍が作業を行っているという。

【引用元】アノニマスポスト「中国、鄭州の長さ4kmのトンネルが5分で冠水、6000人死亡か 深夜になると何台ものトレーラーが遺体を運び出す 死者数は国家機密」2021年7月25日

あとがき

中国河南省鄭州市の大洪水は映像から見ても甚大な被害であるが、中央電視台(CCTV)の海霞キャスターは「華北エリアの多くの地域を大雨が襲ったが、今回各地の対応にどんな違いがあったかお気づきだろうか。私に言わせれば、今回の対応は『素晴らしい』もので、科学的手法が十分に使われている」と述べ、当局は「自然災害である」として責任逃れに動いている。

しかし、「数キロ先のダムからの放流が原因である人災だ」とする専門家の指摘もある。地元当局は住民にダムの放流を知らせていなかったという。画像からは、溺死した被害者の身元を調査しているようには見えず、おまけに目から血を流している犠牲者の遺体が映し出され、角膜の採取と疑われている。さらに、多くの遺体を長いトレーラーに載せて運び出している映像もあり、人民解放軍が作業を行っているという。情報は封鎖され、言論統制があり、証拠は隠滅され、当局は自然災害としてうやむやにするだろう。どれだけの中国国民が犠牲になってもお構い無しの中国共産党。鬼畜の所業で邪悪の姿をまたもや現している。

日本ではオリンピックや新型コロナに目が向くように日本のメディアが放映しており、多くの日本国民は隣国での甚大な被害を知らない。少しでも多くの人々が中国共産党の邪悪な本質を理解してほしいと思った。