NTDジャパン(2021年3月9日)によると、最近、日本を含む38か国にいる法輪功学習者たちが中国共産党の法輪功迫害組織「610弁公室」の人員リストを各国政府に提出し、これら「法輪功迫害に加担した悪人とその家族」に対して、入国禁止や資産凍結などの法的制裁を課すよう要求した。提出されたリストには、中共の高官から末端までのあらゆる階級にいる「610弁公室」の構成員9300人がリストアップされているという。
今回迫害加担者リストの提出を受けた38か国は、ファイブアイズの構成国米国、カナダ、英国、豪州、ニュージーランドのほか、ドイツ、フランス、イタリア、スペインなど欧州連合(EU)の25か国、及び日本、韓国、スイス、ノルウェー、リヒテンシュタイン、イスラエル、アルゼンチン、メキシコなどの8か国となっている。
「610弁公室」は、元中国共産党総書記・江沢民の命令により法輪功迫害ための特別機関として設置されたもので、法輪功に対する迫害を直接計画、実施、推進、指揮している。20年以上にわたり、「名誉を失墜させ、財力を奪い、肉体を消滅させよ」、「身元を調べずに直接火葬しろ」、「暴行で殺害した者は自殺者として処理しろ」などの法輪功に対する迫害命令が、610弁公室によって秘密裏に下達されていた。