英国に亡命したウイグル人の元外科医、エンヴァ―・トフティ氏は、中共は新疆でいわゆる「無料の全民検査」を行ったが、検査結果は知らされず、かえってウイグル人の失踪が日に日に増えていると指摘している。先日はあるセルフメディアが、サウジアラビアの37人が天津で「ウイグル人」の肝臓を移植したと暴いた。
【NTDTV(2020年9月9日)】
香港では全市民を対象に中共ウイルスの検査を推進し、最初の3日間で12万人が検査を受けた。結果、6人の感染が確認されたが、うち4人はすでに回復している元感染者だという。
莫大な経費をかけて、中国本土の検査機関が行うこのような検査に対し、疑問の声は絶えず挙がっている。
英国に亡命したウイグル人の元外科医、エンヴァ―・トフティ(Enver Tohti)氏は、中共は新疆でいわゆる「無料の全民検査」を行ったが、検査結果は知らされず、かえってウイグル人の失踪が日に日に増えていると指摘している。
ウイグル人元外科医 エンヴァ―・トフティ氏 「香港で6人の感染が確認された。新疆では、検査結果の発表は全くない。あれほど多くの人が検査を受けたのに、病気のある人は1人も公表されていない」
トフティさんは、2016年に新疆ではウイグル人だけを対象に身体検査が行われたが、なぜウイグル人だけを検査するのかと疑問を呈した。 中国における臓器乱用の問題は今でも深刻で、先日はあるセルフメディアが、サウジアラビアの37人が天津で「ウイグル人」の肝臓を移植したと暴いた。インターネットで検索すると、「天津第一医院臓器移植センター」の名前は中国語と共にアラビア語も表示され、アラビア人の患者にアピールしているのがわかる。
【引用元】https://www.youtube.com/watch?v=ubpCdLp8LJc
【参考資料】
・「アラブ人37人、天津で「ハラール肝移植」 待機期間1カ月弱=目撃証言」