共産主義犠牲者のための国民的記念日におけるトランプ大統領メッセージ

時事

ドナルド・トランプ大統領関連ニュース情報サイト(2020年11月10日)に、トランプ大統領のメッセージが翻訳されていた。日本にいてはわからない内容だ。しかし、何に警戒し、何と闘い、何を守るのか、知っておくべき内容だと思う。

<引用元:ホワイトハウス 2020.11.7

共産主義犠牲者のための国民的記念日のこの日、我々は20世紀に共産主義によって奪われた1億人以上の命を厳粛に追悼します。我々は、必ず不幸、破壊、そして死といった結果を残す圧政的な思想のまん延を食い止めることに全力を注いでいます。自由と民主主義の恩恵を大事にする誇りあるアメリカ人として、我々は、現在共産主義政権に捕らわれ、生存と自由の不可侵の権利を否定された10億人以上の人々を支持すると約束します。

今年は、「ワルシャワの戦い」において、ポーランドがウラジーミル・レーニンのボルシェビキに対して決定的勝利を収めてから100周年を記念する年となります。ビスワの奇跡として知られるように、この戦いでポーランドの英雄たちは数十年間、ヨーロッパでの共産主義の拡大を食い止めました。残念ながら、ソビエト連邦はポーランド周辺に鉄のカーテンを築き、近隣諸国と世界中に共産主義を広めました。その時以来米国と自由政界は、中国の捕虜収容所やソビエトのグーラグを含めて、共産主義の恐怖を証言してきました。前世紀の間、カンボジアのクメール・ルージュからエチオピアのデルグに至るまで、共産主義政権はカール・マルクスの哲学につきものの、魂を破滅させるような抑圧を裏付けてきました。

現在でも、我々は「人民の共和国」が人民ではなく一党に属し、選ばれた少数の利益のために存在しているという皮肉を目撃しています。幾度となく、共産主義と社会主義は、生存、自由の根本的権利や幸福の追求とは相いれないものだと証明されてきました。マルクス主義は平等、平和、幸福を約束していますが、実際には、不平等、暴力、絶望の結果にしかなりません。

この共産主義犠牲者のための国民的記念日において、我々はこうした陰湿な思想に立ち向かうことを約束し、米国が決して社会主義国にならないことを大きな誇りを持って誓います。我々は、共産主義に対して命を失った全ての人々を記念し、未来の世代が繁栄できるように自由を推進していくことを改めて約束します。