新型コロナウイルス 中国感染再燃  年末にピークか?

時事

新型コロナ感染拡大で、雲南省の瑞麗市は9月14日からロックダウンされ、19日には雲南省全域が「全面的な戦時状態」となった。また南京、河南、天津、上海などでも新たな感染者が確認されている。中国共産党は疫病の感染の急増を包み隠せなくなると予測し、9月8日に行った党の「疫病に勝利した表彰式」の直後、疫病専門の科学者の口を通じて感染再燃の伏線を張り、流行の隠蔽責任を逃れるために計画的に世論を誘導しようとしているという。

コロナウイルス 中国感染再燃 年末にピークか?中国報道から読み取る

【NTDジャパン(2020年9月25日)】
9月8日中国共産党(中共)は新型コロナウイルス(中共ウイルス)対策の表彰式で重大な成果を得られたと自賛総括しましたが実はそうではありません。

雲南省の瑞麗市は9月14日からロックダウンされ、19日には雲南省全域が「全面的な戦時状態」となり、省の境界管理も強化しました。また南京、河南、天津、上海などでも新たな感染者が確認されています。

・「中国瑞麗市ロックダウンで中共のメンツ丸つぶれ! 欧州でも感染拡大にWHOが警鐘!

陝西省の西安外国語大学や安徽省の合肥工業大学では感染拡大を防ぐために学校が閉鎖されました。物価の高騰と劣悪な環境の中、学生たちは不満を募らせています。

注目すべきは中共は疫病に勝利したと主張しているにもかかわらず、「共和国勲章」を授与された専門家・鍾南山氏が18日、今年の冬から来年の春まで疫病は続きまた拡大すると述べたことです。もう一人の専門家張文宏氏も第2波が現れるのは必然であるとし、「80%の人は無症状だ。恐ろしいことだ。」と警告しました。

いくつかのポイントに注目してください。
まず、中国の多くの地区では疫病は外国から持ち込まれたと伝えられ、それによって感染が再燃しました。あるいは過去の情報隠蔽から推測すると、「疫病との戦いに勝利した」「仕事と生産が回復した」という当局の言葉によって「政治的に一掃された」のであり、感染はまったく終息していないのかも知れません。

偶然にも、米下院外交委員会は21日に発表した肺炎感染情報の報告の中で、中共のウイルスの情報隠蔽と世界保健機関(WHO)が中共の不正行為を阻止しなかったことを非難しました。トランプ氏は習近平氏の情報隠蔽に憤怒しており、国連演説の中でそれを指摘し国連に対して中共への責任を求めました。

つまり、国際社会は中共が疫病情報を隠し続けていることを見抜いており中国国民はさらに注意が必要です。

次に学校は再開しましたが、学生の活動を厳しく規制していることから、学校と政府は疫病が依然として存在していることを知っています。上層部の政策に従うために学生を小地区ごとに分け、閉鎖管理しています。

そして最も注目すべき点は知名度の高い2人の専門家が同時に感染再燃の可能性をほのめかしたことです。

もちろん、呼吸器疾患と肺炎は冬の発病率が比較的に高いのですが、専門家2人が口を揃えて再び感染拡大することや、少なくとも1年続くと伝えたのは尋常ではありません。中共は疫病の真相を隠蔽するため、メディアやインターネットの厳格な検閲を行っており、各病院や医療関係者の口を封じました。ですから常にメディアに登場する専門家たちの発言はすべて党の指示に関係しています。つまり、中共体制下において、メディアに現れる専門家は独立した科学研究者でも真実の探求者でもなく、中共に迎合し安定を維持する「世論を動員する者」「プロパガンダを広める者」なのです。

従って、今回は2人が「疫病は再来する」「少なくとも1年の準備が必要だ」と公言したことが消されずに、メディアに広く報道されたことからすると、各地で症例が増えており事実の隠蔽が困難になり、「外国からのもの」と言えなくなっているからでしょう。つまり、中共はさらに多くの感染情報を発表し、再び厳しい規制とロックダウンを行う可能性があることを人々に心理的に準備してもらうために、世論操作を始めています。そして疫病の感染再燃を「冬」と「気候」が原因だと導くのです。

もっと分かりやすく言えば、疫病の感染の急増を包み隠せなくなるので、党の「疫病に勝利した表彰式」の直後、科学者の口を通じて感染再燃の伏線を張り、流行の隠蔽責任を逃れるために計画的に世論を誘導しようとしています。

ですので、10月の建国記念日以降、当局は段階的に各地の感染者症例を公開し、専門家が言う「感染の第2波」を先導すると予見できます。