隔離が永遠の別れに 貴州省でバス横転事故 27人死亡

時事

9月18日、貴州省で大型バスが横転し、27人が死亡、20人が負傷した。 中共当局によると、バスは新型コロナウイルスの隔離対象者らを乗せて隔離施設に向かう途中だった。この事故は再度、当局のゼロコロナ政策に対する人々の不満を引き起こしている。

9月18日早朝、貴州省黔南(けんなん)プイ族ミャオ族自治州三都県の高速道路で47人を乗せたバスが横転し、27人が死亡した。また、20人が負傷し、病院に搬送された。

地元警察の発表では、事故の原因や乗客の身元などは明らかにされていない。 バスは人々を隔離施設に輸送する途中、転覆した。 貴州省でのバス転覆事故の話題は、微博で1億回以上閲覧された。

ネットユーザーらは「人の命よりゼロコロナの方が大事だ」と当局を非難している。

ネット上にはさまざまなコメントが寄せられた。
「27人の命はゼロコロナの代償だ。社会的ゼロコロナを実現するために、庶民はまったく人間として扱われていない」
「惨すぎる。これは隔離ではなく、永遠の別れだ。受け入れられないことだ」
「ゼロコロナで、本当に人がいなくなった」

あるネットユーザーは、「あなたも、私も、誰も気にしない。いつかは私たちもあのバスに乗ることになるだろう」と書き込んでいる。

また別のユーザーは、「いつになったら、このようなことがなくなるのか?」と嘆いていた。

当局はいつも通り、批判的なコメントをすぐに削除した。

【引用記事】NTDジャパン https://www.ntdtv.jp/2022/09/57975/

 

中国“コロナ隔離バス”横転47人死傷 幹部ら異例のスピード処分

中国で新型コロナウイルスの隔離対象者ら47人が死傷したバスの事故を受け、9月19日、「隔離対象者が住む地区の幹部や地元警察の関係者ら3人が停職処分となった」と中国メディアが報じた。

事故の原因が明らかにされないなかでのスピード処分は異例のことという。

中国のSNSでは深夜の移送を疑問視する声が相次いでいて、来月に迫った共産党大会を前にゼロコロナ政策への不満を抑え込む狙いもあるとみられている。

【引用記事】テレビ朝日 https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000268979.html

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