中国、米の制裁措置に対する報復措置を発表

人権
記者会見する中国外務省の華春瑩報道局長

中国政府は13日、新疆ウイグル自治区をめぐり、アメリカが発表した制裁措置に対する報復措置を発表。アメリカ上院議員ら4人を制裁の対象に挙げている。


【産経新聞 2020年7月13日】

中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)報道官は13日、トランプ米政権が中国新疆ウイグル自治区での人権侵害に関与したとして自治区トップらの査証(ビザ)発給を制限するなどの制裁措置を発表したことに対し、「中国内政への重大な干渉だ」と反発、米国務省で信教の自由を担当するブラウンバック大使ら4人と中国の人権状況を監視している「中国問題に関する議会・行政府委員会」(CECC)を制裁対象とする報復措置を発表した。

他に制裁対象となったのはルビオ上院議員、クルーズ上院議員、スミス下院議員。制裁は13日から発動するとしたが、詳細は明らかにしなかった。

【引用元】https://www.sankei.com/world/news/200713/wor2007130014-n1.html