【悲報】元カナダ閣僚のデービッド・キルガー氏が逝去 中国臓器狩り調査などに尽力

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デービット・キルガー氏(右)とデービット・マタス氏(左)が出演したドキュメンタリー映画「人狩り(Human Harvest)」はピーボディ賞を受賞した(Peabody Awards)(Benjamin Chasteen/Epoch Times)

カナダ政府元閣僚で作家のデービッド・キルガー氏が4月5日、首都オタワで亡くなった。81歳だった。キルガー氏は難治の肺の病気を患っており、病状がこの1か月で急速に悪化した。家族によると、死の直前まで世界中の友人や活動家と連絡を続けていたという。

1979年5月から2006年1月まで、キルガー氏はアルバータ州選出の下院議員を務めた。その間、閣僚としてラテンアメリカとアフリカ担当国務大臣、アジア太平洋担当国務大臣を歴任。中国共産党による法輪功学習者への拷問や不当な監禁について調査を行った。

中国共産党が組織的に行っている、法輪功学習者や良心の受刑者からの臓器強制摘出の問題についても調査を行い、2007年には共著で報告書「戦慄の臓器狩り」を発表。以後、国連を含め日本や北米、欧州の議員や人権組織のイベントで講演し、人道に対する犯罪の停止を訴えた。2010年には人権弁護士のデービッド・マタス氏とともにノーベル平和賞候補としてノミネートされた。

【引用記事】
・大紀元(2022年4月7日)https://www.epochtimes.jp/2022/04/104127.html

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