コロナウィルスは世界中の企業に打撃を与えた。これらの企業は中国からの投資を期待しているかも。その期待は吉か凶か?
【NTDTV 2020年7月7日】 チャイナ・アンセンサードへようこそ!キャスターのクリス・チャペルです。
でも心配しないでください。中国で始まったこの危機には簡単な解決策があるかも。 中国からのお金! 中国共産党はこの経済悪化を利用して米国と欧州の企業を超格安で買収しようとしているかもしれません。 溺れている時に助けてくれるなら誰だろうと構うものか。たとえ自分を海に突き落とした張本人でもね。 数週間前China Reform Holdingsという中国の国営投資会社はイギリスのグラフィックスチップメーカーのImagination Technologiesの経営権を獲得しようとしました。 契約成立の直前にイギリス政府は国家安全保障上の懸念から介入して取引を阻止しました。 でも China Reform Holdingsは依然としてImagination Technologiesを所有する未公開株会社Canyon Bridgeに資金の3分の1を提供しています。 だから、まだ終わっていないのです。しかし、これでより大きな問題が浮き彫りに。欧米企業は今や かつてないほど敵対的な中国投資に対して隙だらけです。 2019年、中国企業はEU諸国へ約130億ドルを投資。2018年、中国企業はアメリカへ約250億ドルを投資。その多くはハイテク産業へ。 それらの投資は単純に利益を追求するために普通の企業が行っているものとは異なり、これは「外国の技術」を獲得するための 中国共産党の統一された計画の一部なのです。 2015年、中国政府は「中国製造2025」という産業政策を発表。その目標は10のハイテク分野で 「世界の製造強国の仲間入り」をすること。 例えば、情報処理技術の分野なら英国のImagination Technologiesの技術を切望し、同様にバイオ医薬品分野での医薬品や医療機器の製造技術もね。 第一歩として、中国国営メディアは「中国製造2025」を大々的に宣伝。大量の記事と気味の悪い漫画を用いてね。 この漫画はどういう意味?地球が逃げてるの?どこへ行くの?さっぱり分からないね。 とにかく 西側諸国の一部の人は「中国製造2025」を安全保障の脅威と見なしています