トランプ大統領の前に置かれた4つの選択肢

時事

大紀元(2020年12月26日)によると、この4年間のトランプ大統領の功績は国民の誰もが認めるところで、最近の彼の行動を見てわかるように、中共に対して厳しい姿勢を貫いている。彼自身これまでの人生で、多くの苦難を経験してきたが、決して敗北を口にせず、過去に何度も国家的な危機を切り抜けてきた。トランプ大統領は知恵と勇気を持っている人だ。
2016年の選挙の前、トランプ大統領は億万長者である友人に「あなたは何もかも持っているのになぜ米国の大統領に立候補するのか?」と聞かれ、「私はこの国を愛しているのだが、今この国では何かが間違った方向に向かっており、それを修正する必要がある」と答えたという。
多くの米国人は、「トランプ大統領は今まで出会った中で最高の大統領だ」と話している。だからこそ、この非常事態のなか、米国そして世界にとって最も重要なのはトランプ大統領の選挙の公平を守るための努力を私たちが最大限に指示することだと思う。
大統領特権を行使した方がいいという意見もあるが、現時点ではトランプ大統領は他の手段を選んだ。正義感と良心を持っている人々が心を同じくして、トランプ大統領の正義を守る姿勢を支持することが大切だ。結果も重要だが、公正な結果を実現するための私たちの選択や行動も同様に重要だと思う。

トランプ大統領は州議会に圧力をかけたいと考えていると思われる。なぜかというと、まず州レベルで不正を認めれば1月6日に議会で選挙結果を承認する時、結果を覆すチャンスがあるからだ。しかし、両院の民主党議員が多いため1月6日の両院での採決で臨時選挙を行うのは少々難易度が高い。
しかし別の方法を試してみることも可能だ。

現在、ウィスコンシン州、ミシガン州、ペンシルベニア州、ジョージア州、アリゾナ州、ネバダ州、ニューメキシコ州を含む全国の少なくとも7つの州では、12月14日の選挙人投票で二つの異なる結果が出た。これらの州はもともと「バイデン氏が勝った」とされていた州であり、選挙人投票では7つの州それぞれの州務長官が指名した選挙人はバイデン氏に投票した。しかし同時に、共和党が別の選挙人を指名しトランプ大統領に投票したため、この7つの州から議会に2つの結果が送られた。そして法律上、1月6日に議会を主宰し選挙結果を承認する予定であるペンス副大統領はこの7つの州に対して1月6日までに選挙人投票の最も正確な結果を送るように要求する権力があり、各州の州議会に圧力をかけて、州務長官による選挙人の任命を撤廃し州議会に再び選挙人を選出させることができる。つまり現在トランプ氏には1月6日の選挙を覆す2つの手段があるという。

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