バイデンの「大統領の夢」は悪夢に変わる

時事

12月7日のトランプ大統領とペンス副大統領によるバイデン候補とハリス候補に対する訴訟は「憲法保護のための具体的な行動」といえる。中国共産党と米国の「闇の勢力」が共謀して大規模な選挙詐欺を行ったという重要な証拠が法廷で次々と提示され、バイデン候補の夢は悪夢に変わるかもしれない。

香港大紀元新唐人共同ニュース(2020年12月14日)によると、12月7日、トランプ大統領とペンス副大統領は民主党大統領候補のバイデン氏と副大統領候補のハリス氏を訴える原告となった。

トランプ大統領とペンス副大統領の両方がウィスコンシン州ミルウォーキー巡回裁判所に提起された訴訟に署名し、同州のミルウォーキー郡とデーン郡での選挙結果を覆すよう裁判官に要求した。米国の共和党大統領・副大統領が原告であり、米国の民主党大統領・副大統領候補が被告である。このような訴訟は人間の法制史上初めてかもしれない。

トランプ大統領は同日ホワイトハウスで記者団の質問に答え、「今回の選挙は完全に不正操作されている」とし、多くの投票用紙が四方八方から未知の機械を経由して入ってきたことや単なる機械の誤作動でないことを述べた。「彼らは何千もの投票用紙を配達していることが捕まれていて、それらは全て私に向けられていた。根拠はしっかりしていると思う。これで私たちに何ができるかがわかった。数日中に多くの大きなことが起こるだろう」と述べた。

トランプ大統領の選挙不正対策は世論の動員、法廷闘争、公聴会、サイバー戦、国防総省の入れ替え、中国共産党(中共)への制裁など多方面にわたっている。次はどうなるのだろうか?様々な情報源が、中共が米国選挙操作に関係している可能性の高さを指摘している。

11月25日トランプ大統領は、ダイアン・マーシャルの記事「パウエルの『クラーケン』は国防総省のサイバー戦プログラムである。私たちは戦争中だ」をリツイートした。

記事のポイントは以下の3つである。

1.「クラーケン」は米国防総省のサイバー戦プログラムで「ディープステート」の犯罪活動の証拠を得るために他の様々なシステムをハックする。トランプ大統領や軍部や宇宙軍の忠実な愛国者たちの多くが有権者詐欺や反逆の証拠を持っている。

2.我々が目にしているのは選挙ではなく、米政府転覆の試みである。「ワシントンの沼」の反逆者たちは大統領職を奪い、世界秩序のために米国を陥れる。彼らが政権を奪取すれば、フリン将軍をはじめとする真の愛国者を投獄するだろう。

3.彼らは少なくとも20年に渡って選挙不正操作をしてきたが、トランプ政権と軍部はこの「クラーケン」プロジェクトを通じて、犯罪の証拠を入手しており、すでに対応する取り決めを展開しているので、彼らの企みは成功しないだろう。

遡れば、トランプ大統領は2012年の時点で、すでに投票制度における不正投票や票の窃盗についてツイートしていた。彼は中共と米国の「闇の勢力」が共同で自身を追放することに対してすでに準備ができており、2018年9月には『米国の選挙に外国からの干渉があった場合には一定の制裁を科す』という大統領令に署名し、2020年の選挙に向けて不正行為の可能性について繰り返し発言してきていた。

これらのことは、トランプ大統領が以前から「クラーケン」プロジェクトを通じて、選挙不正の証拠を監視し入手してきていたとするダイアン・マーシャル氏の主張に信憑性を与える。トランプ大統領がこの章をリツイートしたのはそれを認めたということだろう。

12月2日、トランプ大統領はホワイトハウスで46分間の演説を行った。彼は「今回の選挙は絶対に違憲だ。」「2020年の選挙で発生した大規模なとんでもない不正行為を根絶しなければ、米国を永遠に失うことになる。大統領として合衆国の法律と憲法を守ること以上に高い義務はない」と述べた。

トランプ大統領は12月5日、ジョージア州で1時間45分の演説を行い、再び選挙における重大な不正行為を糾弾し、「法廷闘争は続く、まもなく連邦最高裁まで行く」と述べた。トランプ大統領は「『ワシントンの沼』を排出して国を救う、それが米国の運命だ」「私たちは最後まで戦い、決して諦めず、決して引き下がらず、決して妥協せず、決して降伏しない。なぜなら私たちの心には星条旗がなびいているからだ。私たちは米国人だ。」と述べた。

12月2日のトランプ大統領の演説は「憲法保護宣言」であり、12月5日の演説は「憲法保護のための動員」であり、12月7日のトランプ大統領とペンス副大統領によるバイデン氏とハリス氏に対する訴訟は「憲法保護のための具体的な行動」といえる。100%しっかりとした信頼できる証拠がなければ、トランプ大統領やペンス副大統領は行動を起こさなかっただろう。

トランプ大統領が言っていたように、この事件はまもなく連邦最高裁に行くことになる。その頃には中共の「闇の勢力」と米国の「闇の勢力」が共謀して大規模な詐欺を行ったという重要な証拠が法廷で提示され、次々と大事件が起こるだろう。

2020年の米国大統領選は最高の展開を見せている。バイデン氏の「大統領の夢」は悪夢に変わる可能性があり、中共のバイデン氏への期待は破滅的な夢に変わる可能性がある。