【『WiLL』2020年5月号掲載】
ジャーナリストの大高未貴さんの記事が載っていました。
「コロナウィルス拡散の責任転嫁を図る中国。しかし、彼らが自国の権力維持・権力闘争にあらゆる事態を利用するのはいつものこと――。労働教養所の実態を告発した映画・『馬三家からの手紙』の監督であるレオン・リー監督に、中国共産党の非人道性の実態を聞いた。」
目次
- 中国のすりかえ工作
- 人命が軽い国
- 映画『馬三家からの手紙』
- プロパガンダと暴力
- 歴史が証明する
- 歴史を鏡に
あとがき
「馬三家からの手紙」は中国の強制労働所での迫害の実態を暴露したドキュメンタリー映像で、見た人は主人公・孫毅さんの命を懸けた告発を重く受け止めたと思う。レオン・リー監督へのインタビューでは、孫さんの死因、元看守の身の安全、監督自身の身の安全、中国当局による上映妨害、新型コロナや法輪功弾圧について尋ねていた。中国共産党の非人道性が見えてくる、読み応えのある記事だった。