中国共産党体制への市民の怒りが爆発!8月抗議デモ頻発 市民の覚醒か

人権
抗議現場の様子。2025年8月5日、中国四川省江油市にて。(スクリーンショット)

長年、中国共産党(中共)の圧政に耐えてきた市民たちが8月に入り、全国各地で怒りを爆発しているようだ。1000人規模の抗議デモが相次ぎ、民衆の覚醒を感じさせる動きが広がっている。

江油事件:少女への暴行が引き金に

四川省江油市では、14歳の少女が建設中の建物に連れ込まれ、衣服を剥がされ罵倒されながら集団暴行を受けるという凄惨な事件が発生。その映像が拡散されると、数千人の市民が学校での暴力を当局が容認する姿勢に市民の怒りが沸騰。8月上旬、数千人規模の抗議が勃発し、武装警察が暴力的に鎮圧。現地では流血の事態となった。

厳しい情報封鎖の中でも、怒りはネット空間へと広がり続けている。

成都市:城管の暴力に民衆が反発

8月19日夜、四川省成都市では「城管」が果物売りの露天商に暴力を振るい、警察が別の露天商を逮捕したことが発端となり、千人以上の市民がパトカーを取り囲んで抗議。現場は一時騒然となった。

SNSでは、蔡奇(中共政治局常務委員)の「低所得者撲滅」に関する内部演説が拡散され、以下のような声が上がった:

「ただ野菜を売っているだけではないか?なぜそれを排除する必要がある?民衆は生活保護を求めているのではなく、自力で生きようとしているのだ。それをなぜ脅迫で潰そうとするのか?」

 

 

武漢市で千人抗議:妊婦への暴力が引き金に

8月25日夜、湖北省武漢市で「城管」による暴力事件をきっかけに、数千人の市民が警察を包囲する抗議が発生。被害者に妊婦が含まれ、流産の情報が広がったことで、長年の不満が爆発した。広場では「助けて!」の叫びや太鼓の音が響き、警察が市民を盾で殴る様子がSNSで拡散。抗議は深夜まで続き、衝突は収束せず。

ネット上では「武漢の市民が立ち上がった」「遍地烽煙(各地でのろしが上がる)」といった声が広がり、警察への非難と市民への称賛が溢れた。

城管とは――秩序維持の名を借りた暴力
「城管」は都市秩序の維持を名目に設けられた行政組織だが、実態は露天商への暴力的な取り締まりが常態化。商品を強奪し、恣意的な罰金で私腹を肥やすなど、市民からは「庶民いじめ」として強く嫌悪されている。

【引用記事】大紀元(2025年8月27日)

 中共の本質――民衆弾圧の歴史と現在

中共は、歴史的に8000万人以上の自国民を虐殺してきたとされ、現代においても法輪功への迫害、ウイグル人など少数民族や香港への弾圧を続けている。
とりわけ法輪功への迫害は、その残虐性と規模において前例がなく、国際社会から「今世紀最大の人権弾圧」として非難されている。

法輪功への弾圧は、今世紀最大の人権侵害

民衆が中共の本質を見抜き、覚醒の波が広がる中、体制はすでに崩壊寸前にある。