近頃、アメリカ連邦捜査局(FBI)によって逮捕される中国政府の代理人(中国政府の工作員)が増えている。こうしたなか、1月26日、米ロサンゼルスにある中国領事館前で、中国共産党(中共)による国境を越えた弾圧と工作に抗議する、在米華人を中心とした集会が行われた。
参加者たちは、「中国国内の人権状況は非常に劣悪である」と訴え、アメリカ政府に対して、中国本土および香港の人権状況に注視してほしいと訴えると同時に、「アメリカで活動する中共の工作員を捜査するよう」呼びかけた。また、中共に利用されている人たちに対しても、「一刻も早く中共の邪悪な真の姿を見極め、中共の手先をFBIに通報するよう」呼び掛けた。
中国民主党の界立建氏は、NTD新唐人テレビの取材に対し、「中共は嘘と欺瞞そのものである、だからこそ私たちは真相を見極めなければならない。中共を遠ざけないと、私たちまで汚染されてしまう」と述べた。
イベント責任者である陸乾坤氏も、「中共は人を利用して見捨てる詐欺師だ、ずっとそうだった。中共は匪賊(ひぞく)から始まりここまでのし上がってきた、だからそれは最終的には匪賊の道に戻るだろう。いまどんなに中共のために働いても、利用価値がなくなった時、あなたは悲惨な運命をたどる」と警鐘を鳴らした。
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【引用記事】大紀元(2025年1月31日)