法輪功は、1992年中国で伝え出された気功で、身体の健康と道徳心の向上に顕著な効果があり、瞬く間に1億人の人々が法輪功を習い始めました。その後、愛好者は中国だけでなく、世界中に広がっています。
しかし、1999年7月20日、当時の国家主席・江沢民が法輪功の爆発的な人気に強く嫉妬し、自分の権力を乱用し、法輪功に対する弾圧を発動しました。以来、中国国内の1億人の法輪功学習者と、その家族たちは前代未聞の残虐な迫害を受けています。海外の法輪功学習者やその家族は、この迫害をとめようと様々な方法で人々に法輪功の真相を伝えています。
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物語の主人公・カタリナはスイス生まれの少女です。お母さんはチェコ人で、お父さんはスイスで育った華人です。カタリナは2歳の時からお母さんと一緒に法輪大法(法輪功:気功)を学び始めました。お母さんはよく『転法輪』を彼女に読んで聞かせました。その年(1999年)、中国では「真・善・忍」が禁止され、法輪功学習者は残酷な迫害を受けていました。
迫害をとめるため、カタリナはお母さんと一緒に「法輪大法とは何か」を伝える資料を配りに、スイスの各地、そして、チェコ、アイルランド、ベルギー、オーストリア、ドイツなどに行きました。人々はカタリナが手渡す資料をよく受け取ってくれました。
カタリナは小学 1 年生になり、天真爛漫で学校ではクラスメイトや先生たちに愛されています。家では簡単な家事を分担し、両親を手伝い妹の面倒も見ています。
カタリナはだんだんと成長し、『転法輪』を自分で読めるようになり、法輪功学習者に対する中共の迫害と嘘がますますわかるようになりました。「真・善・忍」を広め、この迫害を終わらせる手伝いをすることが、カタリナの最大の願いとなりました。
6 月 1 日(国際こどもの日)がやって来ると、カタリナとお母さんは街頭で迫害停止を呼びかける署名を集めました。
カタリナは特に中国大陸の子供弟子たちに向けて言います。
「私はとても悲しいです。あなたたちはたくさん苦難を受けています。どうか怖がらないでください。このすべてはすぐに過ぎ去ります」。
また、カタリナにはみなさんにも伝えたい話があります。
「法輪大法は人々に『真・善・忍』を教えています。中共の嘘を信じないでください。」
子供たちをも巻き込む、法輪功迫害
ある日突然、法輪功を実践している仲睦まじく幸せな家庭を悲劇が襲います。両親や祖父母が迫害の犠牲者となり、孤児となった子供たちもいます。
中には、親と一緒に拘置所や刑務所に連れていかれる幼い子供たちもいます。中国共産党による法輪功への迫害は、不法逮捕、拘禁、強制労働、思想改造(転向)、拷問、性的虐待、集団レイプなど凄まじく、生体臓器狩りにまで及び、25年を経過した今も続いています。