元警官が語る法輪功迫害「誰も理由を知らなかった」

人権

江沢民の個人的な嫉妬心で始まった法輪功(気功)に対する迫害について、疑問に思った元警察官や最前線で迫害の命令を実行する警察官は、法輪功学習者の人間性に敬服すると同時に、迫害の真相が暴露されるにつれ、心の中で善悪をはかり判断しているという。

 

中国大陸の「派出所」は、警察部門の一番末端の組織で、管轄区域の民衆との接触が最も多いのも派出所の警察官です。しかし、江沢民の個人的な嫉妬で始まった法輪功に対する迫害は、第一線の警察官を微妙な立場に立たせました。この記事では、派出所に勤務していた元警官の話についてお伝えします。

陳軍育(ちん ぐんいく)さんは、中共が法輪功に対し迫害を始めた時、広州市公安局白雲区分局の警察官でした。北京の最高指導者・江沢民が個人的に下したこの決定によって、自分や同僚の生活にある変化が訪れ始めたと陳さんは述べました。

「このことは深く記憶に残っています。隣の部屋だったので、一緒に仕事していました。何の問題もない人だったのに、突然離婚を迫られ、解雇すると脅迫され、子どもにまで反目させました」

陳軍育さんの記憶にあるこの女性同僚は、30代の法輪功修煉者でした。当時、法輪功への迫害は中国全土に及び、彼女は失業と家庭崩壊に直面し、最終的に精神が崩壊しました。

元々何の問題もない人たちと各地で民衆に広く歓迎されていた気功修煉法を、当局はなぜ鎮圧しなければならないのか。疑問に思った陳さんは、法輪功学習者を取り締まる「国内保衛科」の同僚に尋ねました。

「『あんたたちが毎日捕まえて、尋問しているのは一体どんな人なのか』と聞くと、『彼らは普通の人ではなく、教授、医師、学者、ホテルの支配人や管理職の人たちだ。しかもとてもおとなしく、社会に危害を及ぼすような人には見えなかった』と答えました」

陳さん自身が迫害を疑問に思っていたのではなく、最前線で迫害の命令を実行する警察官でさえも、その原因がわからなかったといいます。心の中ではかえって、法輪功学習者に対し、密かに敬服していたというのです。

 

「国内保衛科の警察官すらはっきりわかりませんでした。我々にさえはっきり説明できなかったのですから、外部の人に対してはなおさらです。そのうえ彼らは心から、法輪功学習者に敬服していました。彼らには秘密がなく、とてもおとなしいのです。あの女性同僚のように、『たとえ私を離婚させても、解雇され収入が無くなっても、修煉を続ける』と。このような心構えは人々を驚かせるものです。法輪功学習者は皆素養があり、国内保衛科の警察に対しても礼儀正しく、抵抗や逃亡なども全くしませんでした」

社会の治安を守るのが仕事の警察から言えば、「真、善、忍」を原則とする修煉者は、本来取り締まるべき対象ではないはずでした。陳さんは、警察の苦しい立場を明かしました。

「子供の頃から受けた教育、警察学校で受けた教育は命令に従うことです。納得できなくても、なぜ鎮圧するのか、なぜ捕まえるのかがわからなくても、命令であれば仕方がないのです」

法輪功に対する迫害はすでに16年間続いています。かつては上からの命令だから仕方なく一線で迫害の命令を執行していた警察官も、ますます多くの迫害の真相が暴露されるにつれ、心の中で善悪をはかり、判断しています。

「信仰は個人の選択で罪にはなりません。裁判所さえも法輪功が違法だと判決していないのに、政府は何に基づいて、違法だと言うのでしょう。法治ではないことを物語っており、これは間違っています。これは今の体制と関係あります。人間性のある国なら、他人の利益に危害を与えなければ、何を信じようとその人の自由です」

かつて警官だった陳軍育さんも、今や法律で自分の人権を守る人となりました。陳さんは2002年、濡れ衣を着せられ、冤罪で1年間服役させられました。妻とはこれが原因で2004年に離婚しています。陳さんは今、ミニブログを通じて警察部門の不正を暴露し続け、人権と法治にもっと関心を寄せるよう呼びかけています。

 

引用元:https://www.youtube.com/watch?v=EJJoa1PnnM0