米メディアが武漢ウイルス研究所の所長を取材 なぜ今?

時事

【エポックタイムズ・ジャパン(2020年8月27日)】
米国NBCは 武漢ウイルス研究所の王延軼所長への独占インタビューを放送した。昨年末の疫病発生以来、中共が初めて、武漢のウイルス研究所への外国メディアのアクセスを許可した。武漢ウイルス研究所は外部から疑われている。コロナウイルスの発生源と密接な関係があるため、王延軼氏が、この時期に外国メディアの取材を受けたことは、中共側の宣伝という意図が強く反映された。その結果、中共が海外メディアを利用し、中共ウイルスに対する海外メディアの論調を制御して、人々に誤った認識を刷り込み、国際社会の疫病発生の責任追及を避けようとしていることが明らかとなった。

【引用元】https://www.youtube.com/watch?v=C7Q3ws07wFw

あとがき

独占インタビューで出てきた米国NBCは、動画の中にもあったが、アメリカでは親中メディアとしてかなり有名という。NBCの親会社はNBCユニバーサルで、ユニバーサル・スタジオやドリームワークスなど有名スタジオを所有しており、中国市場に大きく依存している。2015年、NBCは中国と「北京ユニバーサル・スタジオ」の建設契約を締結し、2021年には正式にオープンする予定という。中国のコロナウイルスについては大きく取り上げていたが、中共を批判する内容は放送時間の1%にも及ばなかったらしい。日本の大手メディアにも似たような状況があると想像する。情報の真偽を自ら判断する力を養うことがますます需要になった。