パウエル弁護士「今後2週間 選挙関係者を提訴し不正を証明する」

時事

NTDジャパン(2020年11月23日)によると、トランプ大統領弁護団のパウエル弁護士は20日、今後の2週間、法廷で選挙の不正疑惑をすべて立証できるだろうと述べた。一方、現地時間の22日、トランプ陣営はパウエル氏はトランプ弁護団のメンバーではないと、短い声明を発表。米国民のために大統領選挙の不正を暴く点では一致しており、外国勢力やトランプ政権内の不正関与にメスを入れるため、彼女自身で弁護士業務を遂行するもよう。

トランプ大統領弁護団弁護士 パウエル氏
「今後の2週間で、我々は法廷でこれらの全てを証明できるだろう。不正案件自体は2週間以内に終わらせる必要はないが、我々はすでに十分な証拠を確保している。証拠はショッキングなものだ」

いくつかのスイング・ステートでは、ベネズエラのSmartmatic社のソフトウェアを使用したドミニオンの投票システムが採用されています。ベネズエラのウゴ・チャベス前大統領の護衛を担当していた側近は、ベネズエラの選挙でこの投票システムが不正に票を集計し、国や地方の選挙結果を操作していたと証言しました。このほか、ドミニオンに集計サービスを提供していたスペインのサイトル(Scytl)社がサーバーを押収されたことも明らかになっています。

トランプ大統領弁護団弁護士 パウエル氏
「我々は衝撃的な世界的犯罪陰謀を発見したが、これは氷山の一角に過ぎない。 先日、ドイツにあるScytlのサーバーが押収され、軍が入手したと聞いている。 したがって、今、政府は実際に何があったのかを調査していると思う。我々も、米国に被害を与える4か国がサーバーに接続していたという証拠を持っている」

一方、トランプ弁護団は22日、シドニー・パウエル氏はトランプ弁護団のメンバーではないと発表しました。

声明では、「シドニー・パウエル氏は、自身で弁護士業務を行なっている。彼女はトランプ弁護団のメンバーではなく、大統領の個人的な弁護士でもない」と述べています。

声明発表後、トランプ弁護団のリン・ウッド弁護士はツイッターで、「シドニー・パウエル氏と私は違うというよりも、むしろ似ている。私たちは同じクライアントー 我ら人民のために、異なる法律上の戦いをしている」と投稿しています。

あとがき

日本では、産経新聞が23日、「トランプ陣営、集計機の不正めぐる陰謀論を展開した弁護士を弁護団から放逐」と題してパウエル弁護士の記事を掲載。
【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で敗北が確実となった共和党のトランプ大統領の陣営は22日、「選挙に不正があった」として訴訟攻勢を展開していた陣営の弁護団の一員だった女性のシド・パウエル弁護士について「トランプ弁護団の一員ではない」と言明し、実質的に絶縁したとする声明を発表した。

彼女のお名前は、「Sidney Powell」 で、他のメディアでは「シドニー・パウエル」と掲載されているのに「?」となった。記事内容に意図的な情報操作を感じ、「日本のメディアは信用できない」とつくづく思った。ツイッター上でも、いろいろな憶測を呼んでいるが、彼女の趣旨は、「民主主義大国の米国の大統領選挙が海外の勢力も加担して前代未聞の不正があった。今回の選挙不正に関わった中には、連邦政府、FBI、CIA、米軍などトランプ政権の組織や人物も疑われるため、公平な立場で関係者を全て提訴し、米国民のために選挙不正を証明する」にあると思う。ちなみに、米国在住の方がツイートしてくれている。