6月29日、インド情報技術省は、インドの国家安全保障と防衛にかかわり、緊急措置を必要とする深刻な問題だとして、「TikTok」「Weibo」「WeChat」「Kwai」など中国製の59のモバイルアプリをブロックすると発表した。
情報技術省は、これらのモバイルアプリが悪用され、インド外にあるサーバに不正にユーザーデータを送信しているという苦情が多数寄せられたと説明。こうした行為はインドの国家安全保障と防衛にかかわり、緊急措置を必要とする深刻な問題だと主張する。
英Guardianの17日付の記事によると、インドと中国の軍がヒマラヤの国境で衝突し、インドの兵士20人が死亡したという。両軍の衝突で死者が出るのは1975年以来だ。
中国製アプリの禁止は、この衝突でインド側に死者が出たことに対する報復とみられる。
【引用元】https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2006/30/news065.html