北京市民が当局の土地転がしの犠牲に 補償もなく家を強制取り壊し

人権

北京の中流市民が建てた裏庭付き大邸宅を、当局が違法建築として強制的に取り壊し始めた。所有者は何の補償も受けられず、中国共産党高官や建設会社が土地を転売したり、新たなプロジェクトを始めたりすることで、巨額の利益を得ることができるという。

【エポックタイムズ・ジャパン(2020年9月1日)】
最近、北京のたくさんの中流市民が裏庭のある大邸宅を建てた。農民たちの集団所有地だった土地の使用権を購入して建てたもので、ほとんどが高層マンションに住んでいる中国人にとって、それは夢のような生活だ。しかし北京政府は最近、これらの家を違法建築とし、強制的に取り壊しはじめたが、その場合、所有者は何の補償も受けられず、自分たちが悪名高い「強制解体計画」の犠牲者になるとは全く思っていなかったらしい。その代わり、党高官や建設会社が土地を転売したり、新たなプロジェクトを開始したりすることで巨額の利益を得ることができる という。

【引用元】https://www.youtube.com/watch?v=Vd3kn_NFYAc

【参考資料】大紀元「北京市、富裕層の住宅を「違法建築」と取り壊し 住民らが決死の抵抗」(2020年7月1日)

あとがき

この記事に対するコメントは140件ほどあって、人々の関心の高さが伺えた。日本では外国人に対する不動産関連の法律の規制がないようで、北海道などで外国人(中国人)が土地の買い占めを行っていると地元では問題になっていた。

【コメント一部】
「中国は土地の個人私有は認められていない。あるのは土地の使用権だけで、日本などから企業が進出する場合も同じで、しかも一般市民の場合にはたとえ人が居住していたところで、中央政府、地方の人民政府の思惑ひとつで、むちゃくちゃな補償金で立ち退きを命じられる。雀の涙ほどの補償金で、不服で裁判にかけてもたいがいは認められることはなく、泣寝入りするしかない。」

「中国国民は初めに気付くべきでした、共産党から国民は土地を借りて生活しています、一般は最長70年で学校、工場は50年ですが、共産党の都合でいつでも回収可能です、それが一党独裁です。」

「全体主義、共産主義になることで悲惨な世界になること、中国の裏側は日本のメディアは一切報道しない。メディアの洗脳によって共産革命が起きようとしていることに日本国民は早く気付いて欲しい。」