香港の「民主派」逮捕 世界は中国に“厳しい目”!?

人権

香港の代表的な民主活動家、周底氏と黎智英氏(メディアトップ)の逮捕は世界中に衝撃を与えた。二人とも保釈されたが、周底氏は流ちょうな日本語で日本向けメッセージを送った。そこには国家安全法の中に「起訴されたら、保釈できない」という法律があって、起訴されたらこのまま収監されるのではないかと本当に怖かったという。「#フリーアグネス」との応援に感謝の気持ちでいっぱいと伝えた。
今回の二人の特徴は、海外への発信力と影響力。「外国勢力と結託して国家の安全に危害を加えた」として逮捕に至ったようだが、海外からは逆に香港民主化への関心が高まったようだ。ポンぺオ米国務長官は、訪問先のチェコで「中国共産党はウソつきだ。武漢発の猛毒コロナウイルス拡大は中国共産党が隠蔽したせいで、被害が大きくなった。香港を悲劇が襲い、人々の自由が早々に否定された。遠くの各地、南シナ海を支配しようとしている。新彊ウイグル自治区の収容所で100万人のウイグル人が抑留されている。これらは今世紀の人権問題の汚点で、ファーウェイのような企業に支えられた最先端の技術を秘密警察だけが使っている。中国の挑戦を一時的ストレスとして片づけるのはたやすいが、そうではない。中国共産党の体制にはソ連時代以上のマルクス・レーニン主義の中核があるだろう。」とスピーチした。

これに対し、中国外務省の趙立堅・報道官は、「ポンぺオ氏はどこにでも”政治ウイルス”と虚偽の情報を持っていく。チェコの中国大使館はすぐに”消毒”した。これを機にメディアのみなさんはポンぺオ氏に聞いて欲しい。『事実を無視して、ウソを毎日繰り返して、良心の呵責は無いのか』と・・・」
チェコのことわざを引用していたけど、日本にも「天に向かって唾を吐けば、必ず自分に戻ってくる」とあって、中国共産党の愚かさがよく見て取れた。

【テレ東ニュース(2020年8月14日)】
「香港は中国の内政問題で、外国の干渉を認めない」――。 海外との関わりを理由に電撃逮捕された、 香港の民主派。 しかし、中国が望むように これで沈静化…とはいかなかった。 むしろ状況は…。 そして同じころ、 アメリカは世界各地で「対中国」の連携を強調。 意外な国も、動き出した。 中国をめぐり次々と新たに展開する、世界の情勢…。 最新事情を、どこよりも詳しく報道。

【引用元】https://www.youtube.com/watch?v=dBXwCyB1Qg0