不可解な二階俊博氏の「過剰な親中」

時事
中国・北京の人民大会堂で習近平主席と握手する自民党の二階俊博幹事長(2019年4月24日、写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

僕の8月7日の記事で、「米国の有力シンクタンク・CSISは7月21日、中国共産党による対日工作について報告をまとめ、自民党幹事長の二階俊博氏とその派閥議員の汚職事件について詳述し、思想的に対中融和を促す人物として、鳩山由紀夫氏を名指している。」と書いたが、今回、古森義久氏が「過剰な親中派」の二階俊博氏についてコラムを載せてあったので、紹介します。

謎と言うしかない二階氏の「過剰な親中」の理由

【jBpress(2020年8月5日)】 古森 義久

米国の有力シンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)が日本の対中政策の形成要因について調査した報告書の内容を紹介した。その報告書によると、自民党幹事長の二階俊博氏や首相補佐官の今井尚哉(たかや)氏の対中融和姿勢が、日本の対中政策に大きな影響を与えているという。

ではその二階氏は中国に対して一体どんな考えを抱いているのか。実はその解明は難しい。なぜなら二階氏が日本がとるべき対中政策についてなんらかの見解や主張を述べた記録は皆無に近いからだ。

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