于朦朧事件で798美術館関与が発覚、行方不明の美人司会者が標本に?

人権
妊婦の標本にされたとの疑いがある元大連テレビの美人アナウンサー・張偉傑さん

最近、あるネットユーザーが「北京798美術館は、俳優の于朦朧(ユー・モンロン)が監禁されていた場所の一つである」と暴露した。館内には人体組織を含む恐ろしい展示物が存在するとされ、中国の美人アナウンサー・張偉傑の不可解な失踪事件を想起させるものである。

以前から、彼女が標本として展示されている疑いがあるという情報も流布されていた。

ネット上の情報によれば、于朦朧は生前、長期にわたる監禁と虐待を受け、複数回移送されたという。その監禁場所として、北京のブルガリホテル、隣接する啓皓芸術館、紅磚(レッドブリック)美術館、そして798美術館の名が挙げられている。これら三つの美術館では、いずれも極めて恐ろしい作品が展示されているとの声がある。

ネット上に拡散されている画像には、798美術館に展示された人体標本と疑われる物が写っており、手足の残骸、人間の皮膚で作られたとされる衣服、動物の皮の下に埋め込まれた目や手足など、背筋が凍るような作品が含まれている。

展示物の中には人間の頭蓋骨があり、9年前に殺害された歌手・喬任梁と酷似しているとの指摘もある。これらの画像は、かつて世界各地で物議を醸した「中国人体展」を連想させるものである。

その展示では、プラスティネーション技術が用いられ、実際の人体が標本化されたとされている。

さらに、この件は元大連テレビの美人アナウンサー・張偉傑の謎の失踪事件とも関連づけられている。彼女は元重慶市党委員会書記・薄熙来の愛人だったとされ、事件が明るみに出た後、薄熙來の妻・谷開來によって殺害され、その後、人体標本にされたと報じられている。張は若く美しく、大連テレビの番組「太陽の雨」の司会を務めていた人物であり、1998年、キャリアの絶頂期に突如姿を消し、当時妊娠8か月だったとされている。

1999年8月には、中国初の死体加工工場「ハーゲンズ・プラスティネーション社」が、薄熙來の特別許可により大連に設立された。

同社による「人体の不思議(Real Bodies)展」は1995年から世界各地で巡回展示され、2004年には台湾の士林科学教育館でも展示が行われた。そこでは妊婦の標本が展示され、母体と胎児の姿がはっきりと確認できた。その顔立ちや体型、頭の形、身長などが張偉傑と酷似しているとして、憶測を呼んだ。

大紀元の独占報道によれば、谷開來と薄熙来は、中国共産党の元最高指導者・江沢民に「功績」を認めてもらうため、大連で江沢民が発動した法輪功への弾圧を狂ったように激化させ、全国から遼寧省へ法輪功学習者を移送し、最初に臓器の強制摘出(臓器狩り)による利益獲得を始めたとされている。谷開來は中国共産党による臓器狩りの主犯格であり、積極的に関与し、死体売買にも関わっていたとされる。

「法輪功迫害追跡調査国際組織」の録音記録によれば、薄熙来はかつて、臓器狩りの命令は「江主席」から出されたと自ら認めていた。

法輪功は、1992年に中国で伝え出された気功で、身体の健康と道徳心の向上に顕著な効果があり、当時の中国政府も推奨し、わずか数年の間に1億を超える人々に愛好されるようになった。ところが、当時の国家主席・江沢民(2022年11月30日に死去)は法輪功の爆発的な人気に強く嫉妬し、中国共産党を利用して、1999年7月20日に法輪功に対する弾圧を発動した。以来、法輪功学習者は不法逮捕や拷問、強制労働、性的虐待や集団レイプなど、更には「生体臓器狩り」にまで及ぶ残虐な迫害を受けている。この前代未聞の迫害は今なお続いている。
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【参考資料】新唐人TV(2025年10月14日)