名古屋中国人実習生心臓移植で帰国 愛知県知事が関与か?【連載5】

人権

【清水ともみさんのツイッター(2020年7月22日)】によると
「Will 9月号」にジャーナリスト大高未貴さんが寄稿しています。フジテレビ 
#とくダネ で流れた日中友好”美談”の裏側にある、臓器移植の闇とは。その臓器はどこから?関連する愛知県大村知事の存在。ぜひご一読を。#伊藤隼也 #臓器移植 #臓器売買 #WiLL #大高未貴

【引用元】https://twitter.com/WiLL_edit/status/1285503378252918784

というわけで、愛知県の大村知事と臓器移植の関係を調べてみた。

大村知事と藤田医科大学病院、そして中国とのつながり

愛知県知事大村氏は2017年に設立されたNPO法人「臓器提供推進あいちの会」を支援しているとHPのあいさつに記載されています。このNPO法人「臓器提供推進あいちの会」は特ダネで中国人技能実習生が心臓の治療を受けていた藤田医科大病院内にあります。
大村知事は自民党の衆院議員時代に臓器移植法の改正に向けて尽力するなど臓器移植への理解が深く、移植医らからの呼び掛けに応じ、県のトップとしてNPOに参加することを決めたとのこと。
また、大村知事は、昨年5月に中国へ渡航しており、習近平国家主席が「国家千年の大計」として自ら構想・提起した国家プロジェクトである雄安新区内の市民センター展示館で雄安新区の開発計画について説明を受けています。今年1月には、孔鉉佑駐日大使が愛知県を訪問した際に、大村知事は、「日中友好の根拠地となることに努め、日中関係の改善と発展のためにしかるべき貢献をする考えだ。」と述べたと中華人民共和国駐日本国大使館HPに記載されています。
大村氏と藤田病院、大村氏と中国政府はつながっていることがわかりました。それだけではなく、国家千年計画にも関与しているかもしれません。
今年2月には、Trip.comグループを通じて新型コロナウイルス感染症に関する中国への応援メッセージをおくるなど中国とのつながりは明白です。

資料
・2016年12月16 臓器提供 官学で命つなげ 愛知4大学と知事 NPO設立へ
脳死段階での臓器提供が伸び悩む中、愛知県と県内4大学のトップが3月までに、NPO法人「臓器提供推進あいちの会」(仮称)を設立する。大村知事は自民党の衆院議員時代に臓器移植法の改正に向けて尽力するなど臓器移植への理解が深く、移植医らからの呼び掛けに応じ、県のトップとしてNPOに参加することを決めた。
・2017年NPO法人あいち臓器提供支援プログラム(AODA)(愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98 藤田医科大学病院 移植医療支援室内)設立を大村秀章愛知県知事支援

「NPO法人あいち臓器提供支援プログラム(AODA)」理事長 絹川 常郎氏のHPあいさつの内容抜粋
「日本の臓器移植医療を欧米やアジアの移植先進国並みに国民医療として定着させる必要があると考えています。その一環として、愛知県における移植医療を支援するため、「NPO法人あいち臓器提供支援プログラム(AODA)」を2017年11月に設立しました。その準備の過程では、大村秀章愛知県知事を始め、多くの方々のご支援をいただき、感謝しております。」
NPO法人あいち臓器提供支援プログラム(AODA)HP
http://www.aoda.or.jp/group/index.html
臓器提供 官学で命つなげ 愛知4大学と知事 NPO設立へ
https://edu.chunichi.co.jp/news/detail/7579

・2019年5月12日から17日まで中国に渡航
愛知県HP報告書に、大村知事は、習近平国家主席が「国家千年の大計」として自ら構想・提起した国家プロジェクトである雄安新区内の市民センター展示館で雄安新区の開発計画について説明を受けた後、電気バスで移動しながら開発中の新区内を視察した。
「知事からは、愛知県が自動車産業の世界最大の集積地であることや、地元企業と連携しながら進めている自動車の自動運転の実証実験などについて紹介し、今後さらにデジタル
化が進んでいく中で、こうしたプロジェクトを成功させていくためにも、同省と
さらに友好を深めたいと述べた。」などと記されている。
愛知県HP 知事の中国渡航中の行事結果について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kokusai/2019china-kekka.html

臓器提供 官学で命つなげ 愛知4大学と知事 NPO設立へ
http://www.aoda.or.jp/group/index.html
「NPO法人あいち臓器提供支援プログラム(AODA)」理事長 絹川 常郎氏のHPあいさつの内容抜粋
「日本の臓器移植医療を欧米やアジアの移植先進国並みに国民医療として定着させる必要があると考えています。
その一環として、愛知県における移植医療を支援するため、「NPO法人あいち臓器提供支援プログラム(AODA)」を2017年11月に設立しました。その準備の過程では、大村秀章愛知県知事を始め、多くの方々のご支援をいただき、感謝しております。」

・2020年1月10日から11日、孔鉉佑駐日大使愛知県を訪問
孔鉉佑駐日大使は愛知県を訪問し、大村秀章県知事、神野博史県議会議長と個別に会見するとともに、トヨタ自動車株式会社とノリタケの森陶磁館を視察し、各界の人々と中日の地方交流・協力について意見を交わした。劉暁軍名古屋駐在総領事がこれに同行し、関連の活動の場に出席した。
孔大使は次のように表明した。地方の友好は終始、中日関係の堅実な基礎であり貴重な財産である。愛知県は「ピンポン外交」発祥の地で、長期にわたり対中友好を堅持しており、江蘇、広東と樹立した友好関係はすでに両国の地方交流・協力の手本となっている。今年春、習近平主席は国賓としての日本訪問を予定し、この後、日本はオリンピック大会を開催することになっており、両国関係は更なる発展の重要なチャンスを迎える。愛知県が引き続き良き伝統を発揚し、中日の各分野での交流・協力をもう1段階上に進ませ、新時代の要請に適う中日関係を構築するために重要な役割を果たすことを希望する。
大村知事は次のように表明した。愛知県は中国の江蘇、広東、山東などと経済貿易協力、青少年の相互訪問といった定期的な交流活動を積極的に繰り広げ、密接な友好往来関係を保ってきた。現在、愛知県からは約1200社の企業が中国市場に進出しており、また、名古屋などの都市には長期にわたり多くの華僑華人が居住している。今後、当県は引き続き対中友好の理念を堅持し、日中友好の根拠地となることに努め、日中関係の改善と発展のためにしかるべき貢献をする考えだ。
中華人民共和国駐日本国大使館HP
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/tpxw/t1732590.htm

・2020年2月1日 愛知県知事大村秀章氏中国応援のメッセージをおくる
Trip.comグループは、インバウンド拡大に貢献する目的で地方自治体と積極的な戦略協定を拡大してきた。この度、愛知県、北海道ホテル旅館業連絡協議会、大分県、大阪観光局、横浜市、福井県より熱い中国応援のメッセージなどが同社に寄せられた。

・愛知県知事 大村秀章氏

中華人民共和国の皆様へ
新型コロナウイルス感染症により、湖北省武漢市始め中国国内で、数多くの尊い命が失われ、多くの方々が闘病生活を送っておられ、また、日常生活にも大きな影響が及んでいるとお聞きし、大変心を痛めており、謹んで、お悔やみとお見舞いを申し上げます。
また、この難局に、現在中国の皆様が全力を挙げて対応されておられますことに、深く敬意を表します。
これまで、愛知県は中国と、産業、学術、文化、観光など幅広い分野で交流を重ねてまいりました。
今回の事態が一日も早く収束することを心よりお祈り申し上げるとともに、今後も、中国と愛知県がさらに豊かな交流を続けていくことを願っております。

Trip.comに全国自治体・観光団体から「中国がんばれ!」
https://hotelbank.jp/trip-com-china-japan-coronavirus-message/