仏独、チェコ要人訪台で「脅しは不適切」と中国批判 

時事

ドイツのマース外相は、訪独中の中国の王外相と行った共同記者会見で、中国がチェコ 上院議長らの訪台について激しく抗議していることに対して、「脅しは不適切だ」と批判した。また、フランス外務省報道官も1日「欧州連合(EU)加盟国への脅しは認められない。チェコとの結束を表明する」と訴えた。

【ベルリン時事9月1日】欧州連合(EU)議長国を務めるドイツのマース外相は1日、訪独中の王毅中国外相とベルリンで行った共同記者会見で、チェコ上院議長らの台湾訪問に中国が激しく抗議していることについて「脅しは不適切だ」と批判した。

王氏は、台湾を国家として認めるのは「中国への侮辱で明白な挑戦だ」と非難。チェコは訪台で「一線を越えた」と語気を強めた。これに対しマース氏は、EU加盟各国は「緊密に連携し、共通の安保・外交政策を取っている」とチェコを擁護する立場を表明。「(EUは)他国に尊敬を持って接しており、他国にも同様のことを求める」と述べ、中国に自制を求めた。

【引用元】https://www.jiji.com/sp/article?k=2020090100691&g=int

仏独、中国の脅し認めず 台湾巡り、チェコと結束

【パリ、ベルリン共同9月2日】によると、台湾を訪問中のチェコ上院議長による立法院(国会)での演説に中国外務省が対抗措置をほのめかしたことについて、フランス外務省報道官は1日「欧州連合(EU)加盟国への脅しは認められない。チェコとの結束を表明する」と訴えた。また、フランス外務省報道官は「EUと中国の関係は対話や相互の尊重に基づかなければならない。こうした条件がパートナー関係の深化に欠かせない」と指摘した。

【引用元】https://this.kiji.is/673552468655981665