北戴河会議終了か? 中共内部抗争が激化

時事

8月17日、全中国青年連合会と全中国学生連合会が開催され、習近平主席は出席していないものの、祝辞を贈った。同じ日に李克強首相は国務院常任委員会で議長を務めた。二人が同じ日に動静を報じられ、習近平は会議に出席せず、李克強はメディアに姿を見せていないが、北戴河会議が終了し、上層部が業務を再開したようだ。

【エポックタイムズ・ジャパン(2020年8月23日)】
今回の北戴河会議は血なまぐさい内部派閥抗争が見られ、中共各派閥ファミリーが手を組み習氏を攻撃するのではないかと推測されていた。確かに一時は習氏の権力の一部が剥奪されるという話まで出ていた。同会議で実際に何があったかについては、現在は不明だが、習李両氏が同じ日に登場したというニュースの内容から、多くの手がかりが見えてくる。
例えば、米中は8月15日に、第1段階の合意の検証会議を開催する予定だったが、前日の8月14日、北戴河会議が続いていることを理由に延期させたと報じられた。これはおそらく、13日に北京と上海で「クーデター」あるいは深刻な内部紛争が発生し、当局は緊急対応を取り、米中会談を延期し、内部の混乱への対応や暗殺防止に専念しているのではないかと推測された。この推測が正しければ、習近平氏が北戴河会議で「自分は失脚していない。権力を握っている。」と宣言したが、その後、公の場に姿を見せていないことを説明できる。暗殺や攻撃を避けるためだろう。おそらく同じ理由で、李克強氏も姿を見せなかったと思われる。


【引用元】https://www.youtube.com/watch?v=5YSLOhvq4WA