大紀元(2020年11月30日)によると、マイケル・フリン(Michael Flynn )元大統領補佐官(国家安全保障担当)は、トランプ大統領の恩赦後、初となるインタビューで、「反対勢力によるトランプ大統領に対するクーデターは現在も進行中」であり、その背後にあるのは中国共産党だと指摘した。
「ワールドビュー ウィークエンド(Worldview Weekend)」は11月28日、フリン氏にインタビューを行い、同氏は「トランプ大統領が就任して以来、米国人のライフスタイルはずっと左派によって攻撃されている」と米国民に注意を促した。
フリン氏はさらに、「トランプ大統領在任中の4年間で、主流メディアとすでに極左へと傾いた民主党は、大統領をホワイトハウスから追い出そうとしていた。特に2016年後半と2017年初頭、反対勢力は合法に選出された大統領を転覆させようと集中した」と指摘した。
「ロシア疑惑のでっち上げや弾劾、そして最近では大統領の伝染病対応の悪さへの批判など、既成勢力とメディアは可能な限りのあらゆる方法でトランプ大統領を迫害した」
「そして今回の選挙で、民主党は有権者から十分な支持を得られなかったため、スマートマティック(Smartmatic)社のソフトウェアとドミニオン(Dominion)システムの助けを借りて、票を盗んだ。クーデターは今も、進行中だ。そして中国共産党がこのクーデターを支援している」
「およそ過去20年間で、共産主義の中国は長期計画の中で、地球上で唯一の世界的な超大国になるという計画を、何らかの形で前進させようと決断をしたと私は信じています。2016年、彼ら(中国共産党)が必要とする候補者が政権を握れなかったため、2020年には当時の状況を繰り返さないと考えただろう」と見解を述べた。
フリン氏は、「2020年の選挙で使用された外国のソフトウエアシステムによって選挙が外国によって干渉されたことを受け、全米各地の数百人もの愛国者たちが証言をするために立ち上がった。さらにルディ・ジュリアー二氏やリン・ウッド氏のような勇士もいてくれるので、状況は変わったと信じている」と語った。
現在、トランプ弁護団はスイングステート(swing state、激戦州)で複数の訴訟を起こしている。フリン氏は、「トランプ大統領の敗北から勝利への転換の勢いが現れた、最終的には、大統領が地滑り的勝利で圧勝し、来年1月に再任することになると信じている」と述べた。
トランプ大統領は25日にツイッターで、フリン元大統領補佐官に恩赦を与えると発表した。
フリン氏はトランプ大統領の初代国家安全保障顧問で、3年以上続いた民主党の「ロシア疑惑」の捜査対象にされていた。