看中国(2021年1月29日)による、1月26日、中国国家医薬集団(シノファーム)が実施したワクチン治験で、治験者が新型コロナウイルスに伴う肺炎で死亡した。ペルーのカイエタノ大学によると、ダブルブラインドテスト(二重盲検試験)が行われたため、病死した治験者がワクチンを接種したのか、プラセボを接種したのかは不明だという。カイエタノ大学はこの件について、試験の安全委員会と規制当局に報告し調査を求めている。
実は、シノファーム社が開発した武漢肺炎(新型コロナウイルス)のワクチンは以前から安全性に問題があると噂されている。武漢肺炎が世界を襲った1年以上にわたって各国はワクチンの研究開発を強化している。複数のワクチンは世界各国で販売が承認されており、その中にシノファーム社が開発したワクチンも含まれている。中国本土のメディアは2020年12月30日シノファーム社が開発した「不活化ワクチン」が、中国共産党政府から条件付きで販売許可を受け、中国で初めて武漢肺炎の不活化ワクチンの普及が認められたと報じた。
しかし、中国のワクチン専門家は先日、シノファーム社の説明書を読んだところ、このワクチンを接種した後、発熱や呼吸困難など73種類もの副作用があることに言及した。同氏は「世界で最も安全性の低いワクチン」と考えているという。
・中国製コロナワクチンに73種類の副作用 専門家「世界一、安全ではない」
(大紀元、2021年1月7日)
中国国有企業の海外駐在員が大量に武漢肺炎に感染
2020年年末中国国有企業の海外駐在員が大量に武漢肺炎に感染した。駐在員は全員出国前にシノファーム社のワクチンを接種していた。ラジオ・フリー・アジアの2020年12月の報道によると、12月初め頃、少なくとも17人の中国人はアンゴラで武漢肺炎に感染したと報告されており、そのうち16人がルンダ・ノルテ州の中国国営企業の会社員だった。同時にセルビアでも多くの会社員が感染症と診断された。会社員は天津電力建設会社のプロジェクト部門の人だった。プロジェクト部門全体で400人以上、約300人は感染したと確認され、その中でほとんどが中国出身者であり、会社員らは出国前にシノファームが開発したワクチンを接種していたと報じた。