米企業リリースの動画プラットフォーム「Ganjing World」 日本でも!

人権

有害コンテンツを排し、健全なインターネット空間の提供を掲げる動画プラットフォームGanjing World(乾浄世界、清らかな世界の意味)が2022年8月、米国で公開され、急速な広がりを見せている。

Ganjing World(乾浄世界)は、既にフランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、ベトナム語、韓国語のプラットフォームを立ち上げ、今年3月15日には日本語版(ganjing.com/ja-JP)も立ち上げた。大手メディアの報道番組やセルフメディアの動画に加え、健康や美容、グルメ、旅行、エンタメなど幅広い内容のコンテンツをカバーする。そのGangjing World(乾浄世界)が、最近人々に新しいソリューションを提供していると言う。

同社CEOのジェームズ・チュウ(James Chiu)氏は大紀元の取材に対し「新プラットフォームは安全で清らかなサイバー空間であり、大人だけではなく子供たちにも安心して利用できる」と語った。新たな動画プラットフォームを通してポジティブな情報を伝え、人々の生活の質を高めていきたいと意気込みを示した。商業主義に傾倒し、利用者の依存度を高めるよう設計された既存のソーシャルメディアの代わりとして、Ganjing World(乾浄世界)が開発された。「玉石混交のインターネット環境に変革を与え、コンテンツと技術の両面においてクリーンな空間を作っていきたい」と語った。

2022年7月4日、Ganjing World(乾浄世界)の開業式典の際には、ミドルタウン市長のジョセフ・M・デステファノ氏も臨席し、乾浄世界Ganjing World(乾浄世界)の公開は「私たちの都市、そして地域にとっての勝利である」と宣言した。デステファノ氏は大紀元の取材に対し「率直に述べると、私たちは相互に分かり合っている。これほどコミュニティに参加してほしいと思える人々はほかにいない」とその到来を歓迎した。

Ganjing World(乾浄世界)は伝統文化への回帰と人々のモラルの向上を強調し、言論の自由を提唱している。視聴者は、有害情報の干渉やわいせつなコンテンツの氾濫を心配することなく、知識や情報を簡単に見つけることができる。また、個人データが収集されたり、漏洩したりする心配もない。チュウ氏は、Ganjing World(乾浄世界)のプラットフォームは既存のソーシャルメディアプラットフォームに代わるものであると考えている。彼は、既存のソーシャルメディアプラットフォームは商業的な利益に駆られ、ユーザーを引っ掛けるための専用ソフトウェアを開発し、人に心理的なダメージを与える可能性もあるが、Ganjing World(乾浄世界)はそれらの技術を用いないと述べた。

近年、大手メディアプラットフォームにおける政治的検閲はますます厳しくなっている。Ganjing Worldが他と違うのは、コンテンツが暴力、ポルノ、犯罪、麻薬、社会的害悪に関する内容でない限り、創作者は自分のチャンネルで生活、成果、観点などを共有し、自由に情報を発信することができ、検閲やブロックされることを心配する必要はない。

同社は動画、ストリーミング、クラウド技術を駆使し、豊富な機能性、快適性、ネットワークセキュリティを兼ね備えたプラットフォームganjing.com(乾浄世界)(日本語版:ganjing.com/ja-JP)を構築し、このプラットフォームは、数百万本の動画を表示し、同時に数億人の視聴者にサービスを提供することができる。同社は、人工知能を用いて不適切な動画や画像を識別したり、フィルタリングしたり、手作業で見出しを選別してテキストコンテンツから有害な情報を取り除いている。

【引用記事】:『看中国』(2023年3月24日)